Henry cowellの"The Banshee" for piano stringsこれを見ると、ピアノの内部奏法でも意外と綺麗な音が響きそうに感じる。大半のコンサート会場はこれの演奏を許してくれるわけがないが。
2年ほど前に出会ったStanley Cowell Trio のこの曲、イントロはミニマルなピアノ(当時ハマっていたCelia Hollander『2nd Draft』のよう)で、中盤はチックコリアなエレピ(神)、最後はカリンバが登場してアフリカンなリズムプレイが展開するというヤバい構成で、それはもう鬼リピしていた時期があるのだけど、最近レコ屋で衝動買いしたコンピ盤版『ECM SPECIAL Ⅶ』を再生したら一曲目がこれで、こんなかたちで再開するとは!とかこれをアナログで聴けるとは!って興奮した話を、いったい誰が聞いてくれるんですか?それが明確にLOVEが足りてないってことなんですよ