男の子がギターを買ったので弾かせてもらいました。写真で「テレキャスター」と思った人は残念。「エスクワイヤー」です。右奥の僕のテレキャスと見比べてください。間違い探しみたいですが、何が違うか。ワンピックアップです。ワンピックアップならテレキャスが良いと判断は甘い。ワンピックアップなのにセレクターがついてるのがカッケ-。スプリングスティーン、ジェフ・ベックらが愛し、ビートルズ中期過ぎのテレキャスっぽい音はポールのエスクワイヤーだったりします。彼らがなぜテレキャスじゃなくエスクワイヤーを好んだのか。セレクターで、トーンを介さないボリュームのみのポジションあるのですが、音が良い。ワンボリューム、ワンピックアップの構図に一瞬で切り替わる。余計な回路をカット出来る。これ、かなりポイント高い。真ん中に切り替えて、トーンをフルテンにしても、同じようで違います。ちなみに一番前にすると、トーンを絞った音になります。トーンボリュームが効くのは真ん中のみ。ワンピックアップで、モデル名が違うあたりの歴史が楽しい。「エスクワイヤー」は以前から僕が欲しくて、メーカーもスポット的に製造するので、なかなか中古でも高価。僕のテレキャスはFenderの60周年モデルなんですが、70周年を記念してエスクワイヤーがオールドタイプで販売。彼も店に来る度テレキャス弾いていたので、テレキャスの良さを理解したのでしょう。で、どうせ買うならとエスクワイヤーを。オールドタイプということで、ネジがこまかなとこまでマイナスネジ。これはネジの歴史を調べてください。それと、オールドタイプなんで、ピックガードが5点止め(現行は8点止め)。とうぜんマイナスネジで。なかなか元気な良い音です。「ESQUIRE(エスクワイヤー)」のロゴはテレキャス好きの憧れ。#Fender#electricguitar#ESQUIRE#guitar#70thAnniversary