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楓 本出版したー!

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「現実的限界説」

憲法改正権は理論的には無限界であるが、国民の衆愚性の観点から現実的には限界を認めざるを得ないとする説。

本説は、憲法改正限界説と無限界説の折衷的な立場を有する。本説の利点は、憲法の文言に矛盾せずに(無限界説の利点)、国民主権・基本的人権・平和主義を不法な憲法改正から保護することができる(限界説の利点)点にある。

もっとも、本説にはいくつかの批判が想定される。第一に、「理論上無限界・現実上有限界」という構成は自己矛盾だという批判である。これに対し、本説は理論上の改正権の存在と、社会的条件によって生じる実質的抑制を区別しており、法理上の限界を導くものではないと反論できる。

第二に、「衆愚性」という概念が曖昧で主観的であるとの批判がある。しかし本説における衆愚性は、感情的世論の支配や情報操作により合理的判断が阻害される状態を指し、一定の社会学的・心理学的分析により客観化し得る。

第三に、現実的限界は法的効力を持たないという批判がある。これに対し、本説はあくまで政治的制約としての限界を説くものであり、憲法解釈における「抑制原理」としての意義を有する点で法的意味を失わない。

第四に、国民の衆愚性を前提にするのは反民主主義的であるとの批判があるが、本説は国民を否定するのではなく、国民主権をより持続的に維持するための自己抑制の理論として理解されるべきである。

最後に、誰が限界を判断するか不明確だとの批判に対しては、統治行為論に基づき、司法が政治的判断に介入しない一方で、学説・世論が警鐘を鳴らすことで実質的抑制を果たす余地がある。

したがって、現実的限界説は理論上の整合性を維持しつつ、現実的危険に対処する柔軟な憲法理論である。

まぁ、知らんけど笑
#法律
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