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象山ノート

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4財政健全化達成計画

#財政健全化 #プライマリーバランス
象山ノート
 
2025年6月20日 11:28
【第4章】💸通貨ゼロ国家:政府債務ゼロの正体とは

「政府の借金は悪だ。ゼロにすべきだ」
この理屈を徹底すれば、やがて通貨そのものが市場から消える。

なぜなら、通貨とは「政府の負債」だからだ。



■ 政府債務ゼロ=通貨供給ゼロ

日本政府の債務、約1,200兆円。
その大部分は、日本銀行が買い入れ、通貨として供給されたもの。
つまり──

政府の借金こそが、あなたの財布の中身を支えている。

財政健全化を突き詰め、債務をゼロにするとは、
円という通貨を市場から引き上げて消滅させることに他ならない。



■ 流通貨幣の回収=経済の死

通貨は経済の血液。
政府が「借金はダメ、返済あるのみ」として市場から通貨を吸収し始めると…
• 銀行の預金が枯れる
• 企業の売上も賃金も落ち込む
• 物はあるが、買える人がいない

デフレが深刻化し、経済活動は縮小の一途。

通貨が流れない経済とは、“死んだ経済”と同義である。



■ 通貨が消えた先に残るもの

政府債務が完全にゼロになったとき──
• 市場には紙幣も電子マネーも残っていない
• 国債市場は崩壊し、金融業は無職化
• 民間の資産も、実質的に評価不能に

それでも政府は胸を張る──「財政は健全です」と。



■ 市場経済にとって“政府債務は酸素”

市場経済は、政府の赤字支出という酸素で燃えている。
それを絶てば、どれほど「健全」に見えても、内側から窒息死する。

財政均衡主義は、医療機器を止めて“脈が止まった患者”を健常と認定する医者に似ている。



■ もし通貨供給を禁じたら
状況
結果
債務ゼロ
通貨供給ゼロ
インフラ維持不能
経済機能崩壊
生活補助ゼロ
社会の棄民化
経済成長なし
税収減で「健全財政」も維持不能
■ 最後に残るのは、数字上の“健全”と、現実の“壊死”

PB黒字も、政府債務ゼロも、
“実体”を伴わない数字遊びに過ぎない。

国家が存在するとは、人が生きられる舞台を作り・支え・運営すること。

それを放棄して得られた“黒字”に、
一体、何の意味があるというのか?
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