からっぽになってしまいました、新しく可愛いや好きやキラキラで穴をデコレーションする気力さえ無くなって、私にだけ、私に空いた風穴の血が乾いていくのが分かる。かさぶたは出来るたび剥がした。新しく傷つくなら、このまま朽ちてゆこうと思った。