渋谷・羽當で味わう静寂とスイーツの魅力

オレ・グラッセとチーズケーキ @ 渋谷・羽當

渋谷ってすごい勢いで進化している街ですよね。ただ同時に、渋谷っぽいがちゃがちゃ感がどうにも苦手で、お家からめちゃ近いんですが、最近全然行かなくなりました。

渋谷で人に会うことになって、このお店に久しぶりに行きました。今どきの渋谷にあるのが、奇跡のような古い喫茶店です。でも賑わってました。

ブルーボトルコーヒーの創業者は、日本旅行したときに日本の渋い喫茶店で、とても丁寧に珈琲を淹れてくれるのに感動して、自分の国でもこういうお店を作りたかったので創業したそうですが、このお店もそんな古い喫茶店文化を地で行くようなお店です。

きちっとしたマスターが、まるで愛おしむように、珈琲を一杯一杯、これ以上丁寧にできるのかって思うくらい、丁寧に淹れてくれます。

ここではオレ・グラッセ。甘いミルクの層の上に、ブラックのアイスコーヒーが乗ってます。

「絶対に混ぜないでくださいね」とよく言われて、でも苦いから、こそこそカップをくるくるして、まざんないかなーってよくやってました。今回は言われませんでしたけど。

そして、やはり手作りのチーズケーキ。
手が空くとスタッフの方がケーキを作り始めるのですが、カウンターなのでプロセスが全て見れます。

渋谷で誠実な仕事を、きっと何十年前からずっと繰り返していくお店って、素敵じゃないですか？