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とり
人は時に、愛の奇妙な捩れを経験する。
愛と愛にまつわる混沌とした思考や感情の全てを伝えることは不可能だ。
我々は混沌の澱から意味を掬い出し、懸命に言葉を紡ぐ。
しかし削ぎ落とされた先に残ったものをなんとか言葉に紡ごうと、同じ色彩の糸などそうそうなかったりする。
このもどかしさを抱えつつ、織り上げられた奇怪な言葉の一枚を相手に捧げようとするわけであるが、当然自分ではない存在にはそれすら真っ直ぐ受け取られることがなく、その色彩や形は更に変わっていく。
愛は奇妙だ。
互いが互いを思い遣ったとて、破綻の隘路に迷い込む。
交わされる全ての言葉が「愛してる」の類似表現だったとしても、時に愛は奇妙な破滅へとひた走らされることとなる。
愛は奇妙だ。
世界に空いた愛とかいう大小様々な穴に、人は何度も落とされる。
一人で一つの穴底で踠いているところに相手が運良く落ちて来たとしても、穴底での眩しい幸福は長くは続かない。
自分か相手かその両方かは、いずれ這い出て穴だらけの真っ暗な道を再び彷徨う。
愛は奇妙だ。
何度も人を打ちのめしつつ、決して学習させることがない。
人は幾度も穴に落とされ、変わり果てた姿の奇怪な織物を捧げ合う愚を行い、破滅の向こうの暗闇の道へ戻されることを繰り返す。
穴底の、愛のもたらす幸福があまりに眩しいせいであろうか。
そして皮膚と皮膚とで隔たれた距離が絶望的に遠いのにも関わらず、人はまた誰かの手を握ろうとする。
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【二十七宿】星(雑穀、五穀の種蒔、改築、先祖の祭祀は吉。祝事、祭事凶)
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人はすごく辛いことがあるとき助かりたくて新たな心の光を求める生き物だと思う。心の痛みを解きたくて彷徨うのだけど、それが混沌の中でも特に新しい愛だったら麻薬や魔法のように痛みをとき、それが虹をかける眩しい光にみえて一瞬救われる。もしそれがただの錯覚でも良いやとしばらくがんばって死なずに生きようかなとか、、その繰り返しでなんとか子孫にバトンタッチするまで凌いで生き健気な存在な気がします。
とり 投稿者
わいは空飛んでますんでもう恋愛とかいう眩しい穴には落ちることはありません
とり 投稿者
頑張れよ人類