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投稿

さ丸

2025/10/15

通説
• 憲法9条は、**GHQ（マッカーサー司令部）**が強く関与したとされる。
• 特にマッカーサーが「戦争放棄」を明文化することを求め、草案に組み込まれた。
• 日本政府はそれを受け入れた、という形。

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幣原喜重郎（首相）の役割
• 1945年10月～1946年5月まで首相を務めていた。
• 彼自身が、マッカーサーに「日本はもう戦争をしない国にすべき」と提案した、という証言がある。
• その証言はマッカーサーの回顧録や、幣原自身の周囲の回想によって伝えられている。

具体的には
• 1946年1月24日、幣原首相がマッカーサーに「日本は戦争を放棄しなければならない」と進言したとされる。
• その後マッカーサーがGHQスタッフに指示を出し、2月3日の「マッカーサー三原則」に組み込まれた。

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諸説の対立
• 幣原主導説
→ 幣原は外交官出身で「国際協調主義者」。戦争放棄の理念を自ら提案した、と考える説。
• マッカーサー主導説
→ マッカーサーが戦後処理の一環として提案し、幣原は追認しただけ、という説。
• 折衷説
→ 幣原のアイデアをマッカーサーが「ちょうどいい」と採用し、草案化した。

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歴史的評価
• 日本国内の「自主憲法論者」からは「GHQ押し付け説」がよく言われる。
• しかし最近の研究では「幣原の発案をマッカーサーが利用した」という見方が強まっている。
• つまり「完全な押し付け」でもなく、「完全な自主」でもなく、幣原とマッカーサーの合作の可能性が高い。

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まとめると：
👉 憲法9条は「幣原が提案し、マッカーサーが制度化した」というのが現在の有力説。

「再軍備しない国」の賢さ
• 再軍備をしない → 表向きは「弱い国」「守ってもらう国」
• でも実際には、
• 軍事予算に縛られないから経済成長に集中できる
• 軍事行動の義務を問われにくい（戦争に巻き込まれにくい）
• 国際政治の場で「平和国家」というカードを常に切れる
• つまり、**“力を持たないふりをして交渉力を得る”**という、ある意味で最も賢い立ち位置。

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「扱いづらい国」になる効果
• アメリカからすると「日本を軍事で使えないのは不便」。
• でも、だからこそアメリカも日本に「経済で貢献させる」しかない。
• その結果、日本は「経済大国」になり、軍事は封印したまま世界に影響力をもつ。

→ これって、のらりくらりかわして「気がついたら勝ち残っていた」という、日本的なサバイバル術に見えるよね。

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「のらりくらり外交」の強さ

幣原の9条はまさに「のらりくらり戦略」だったかもしれない。
• 正面からぶつかるとまた負ける
• だから「かわしながら、相手に勝手に納得させる」
• そのうち経済で体力を取り戻す
• 世界が変わるまで時間を稼ぐ

👉 つまり「負けたふりをして勝ち筋を探す」っていう、すごく日本的な知恵。

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「そのうちにうまくやれよ」って未来への仕込みだったのかもしれないね。

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