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ハシオキ龍之介
#レコードジャケット #JAZZレコード
☆『スタン・ゲッツ』
村上春樹のコレクションの中からのデビッド・ストーン・マーティンが手掛けたジャケット作品にフォーカスした本を紹介している。
この本の中で、スタン・ゲッツのデビッド・ストーン・マーティンが手掛けたジャケットは本回が最後である。本回は1955年、カリフォルニアに『ベニーグッドマン・ストーリー』の撮影で訪れていたゲッツの為にわざわざ出張してでも録音させようと、ノーマン・グランツがウエスト・コースト派のミュージシャンであるトランペッターのコンテ・カンドリ、ジャズ・ピアニストのルー・レヴィらを集めて作られたアルバム『West Coast JAZZ』が、紹介されている。村上春樹は数あるデビッドのアルバム・ジャケットの中でも大のお気に入りと、このデザインを大層褒めている。
下半身のみ描かれる裸足の男はゲッツ本人なのだろうか?敢えて、顔を描かずわざわざ下半身のみを描いたデビットの真意は如何に?そんな風変わりな構図が村上の琴線を震わせたのだろうか。
スタン・ゲッツ最後の項なので触れておくが、若き日にFM東京(現在のTOKYO FM)の特別番組で以前にも触れた東京・吉祥寺の老舗ジャズ喫茶のマスターだった寺島靖国氏が、監修したJAZZ番組で不意にゲッツのヴァーヴ盤でLIVE音源だったが♫LOVE WALKED IN というガーシュインの楽曲をゲッツが吹いているレコードを紹介しており、これが鮮烈な印象を残したが、寺島氏はアルバム名を紹介してくれなかったお陰で、随分とこのレコードを探すのに手こずった苦い思い出がある。
こうしたアンフェアな経験則から、私はいま、自分の配信で掛ける音源について持てる情報はなるべく公表することにしている。第2の"私"の様な漂流民を作らないために。寺島靖国、この人の名前を私が書くときには、こうしたネガティブなことしか思い浮かばない。
実際に現在ではそのアルバムが何であったかはスマホのお陰で簡単に検索することが出来たので積年の私の疑問も解消された。めでたしめでたしである。
続


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