本物の快晴・上昇・ハレルーヤだ……｜アカガの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

新学期が始まったので付き添い登校。
息子を送り届けて、さて帰るかと思ったら、一年生の下駄箱の前で立ち尽くす少年が。
困った表情で、メソメソ泣いていた。

「おはよう！何か困りごとかな？」
「……」

「下駄箱は暑いし、エアコンの効いた教室に一緒に行って、体を冷やそうか！」
「……ｼﾛ……ｸﾂ……」

シロクツってなんだー！！！！と思ったけど、少年が他の子の靴をチラリと見たので、なるほど、上履きがなくて困ってるのかと察した。
息子は上履きを忘れると体育館履きを履いているので、体育館履きある？と聞いてもシクシクめそめそ。
まあ履くものがあればええやろ、ということで私のスリッパを見せて、「これにしよっか！」と言うとようやく落ち着き、履き替え。

「ちょっと…ぬるい…」
「今の今まで履いてたからな！」
「おばちゃんの…足…」
「嫌なら裸足だ！脱いでもいいぞ！」

ようやく少年が泣き止んで、フフッと笑ったので、教室までご案内。

担任に引き渡し、新学期の大量の荷物が入った袋を預けると、中からポロッと上履きが。
あらあら、ちゃんとあるじゃないの、とみんなで笑って、少年は上履きに履き替え。
私はぬるいと言われたスリッパに足を突っ込んで、一年生たちに手を振って下校。

うーん、新学期だなー！頑張れキッズ！