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めけ

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人と暮らすということ、自分を伝えるということ。
ヤマシタトモコ『違国日記』
亡くなった姉夫婦の子ども(中学生)を引き取って一緒に暮らす話。
主人公の槙生と姉は仲良い姉妹ではなく、むしろお互いに苛立つことが多かった。
それでも勢いで、その娘の朝を引き取る。ただ槙生は自分の不器用で人付き合いが難しい性格ゆえに、暮らしながら、朝を観察し(寄り添ってもいるけど観察してるというほうがしっくりくる)、一緒に暮らすうえで自分がどういう人間なのかを伝えながら、朝と共同生活をする。
朝は素直で素直すぎるけど、ただ思春期ゆえの自意識の芽生え?やぶつかってる感がある。そして何より両親を亡くした喪失感みたいなものが、背景にずっとある(本人はあまり自覚してないが、ところどころ未来の朝からと思われるモノローグが入る)。
槙生が朝と友達のえみりに映画を紹介するシーン、紹介する映画のセレクトがなるほどなと思った。
その人の問題を理解するには三世代くらい遡った方が根源的に理解できるって聞いたことがあるけど、そういうことも思い出す。

#漫画 #1日1漫画 #違国日記
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