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世間ってなに?自分らしくいるってどういうこと?恋の物語。
松虫あられ『自転車屋さんの高橋くん』
自分の意見を言わない・言えない我慢することが当たり前のともちゃんと、自分に素直な高橋くんの出会いから恋の物語。
最新刊は4巻だけど、まだ読めてない。
とにかくかわいい二人。恋のはじまりのとき、相手の仕草とか色々思い出して机バンバンするような感じのキュンキュンがつまってる。
高橋くんがともちゃんを引っ張っていくというわけでもない。ともちゃんは我慢するけど、自分が大切にしてることは何なのかわかってる。お互いに気づきながら、引っ張ったり歩みよったりしながら距離を縮めていく。
正反対の二人が、自分ができることで、相手を思いやりながら、お互いを思いあっていく様子が尊い。
最新刊読もう。
#漫画 #1日1漫画 #自転車屋さんの高橋くん
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「しあわせは食べて寝て待て」
ある病気に罹った麦巻さんが少しずつ日常を変えていく話。
ただ何かがいきなり改善したりスカッとするわけではなく。劇的に何かが起こるわけでもない。
ゆるゆると行ったりきたりするような感じ。
麦巻さんは新しい人たちとはどんどん出会うけど、みんな思ったような人でもなく。
あ、美山さんはとっても素敵。
一貫して薬膳がかなり出てくるけど、ほわほわじわじわする雰囲気そのものが薬膳ぽいなと思った。でもほんわりやさしいみたいな漫画でもないのよねえ。

疲れやすかったり不調がおきやすかったり、みたいなことは誰にでもあると思う。
元気になるというより、漫画のなかに出てくるネガティヴ・ケイパビリティ(どうにもならないとき持ち堪える力)みたいな作品だなと思います。
こんなときもある。悪いときもあればいいときもある。

#漫画 #1日1漫画
#しあわせは食べて寝て待て
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人と暮らすということ、自分を伝えるということ。
ヤマシタトモコ『違国日記』
亡くなった姉夫婦の子ども(中学生)を引き取って一緒に暮らす話。
主人公の槙生と姉は仲良い姉妹ではなく、むしろお互いに苛立つことが多かった。
それでも勢いで、その娘の朝を引き取る。ただ槙生は自分の不器用で人付き合いが難しい性格ゆえに、暮らしながら、朝を観察し(寄り添ってもいるけど観察してるというほうがしっくりくる)、一緒に暮らすうえで自分がどういう人間なのかを伝えながら、朝と共同生活をする。
朝は素直で素直すぎるけど、ただ思春期ゆえの自意識の芽生え?やぶつかってる感がある。そして何より両親を亡くした喪失感みたいなものが、背景にずっとある(本人はあまり自覚してないが、ところどころ未来の朝からと思われるモノローグが入る)。
槙生が朝と友達のえみりに映画を紹介するシーン、紹介する映画のセレクトがなるほどなと思った。
その人の問題を理解するには三世代くらい遡った方が根源的に理解できるって聞いたことがあるけど、そういうことも思い出す。

#漫画 #1日1漫画 #違国日記
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「あした死ぬには」
なんていうか、忙しいのが終わったと思っていたのに、どういうわけか急にとんでもなく忙殺されることになってしまった。
憎き年度末と上司。
仕事する、帰宅する、寝る、起きて仕事する、本当にこの繰り返しになってしまう。そうしないと身が持たない。
多忙と疲労と寝不足は、マジですべての敵だなと痛感する。

この漫画の主人公の本奈さんは勤める宣伝会社で割と理不尽な目にあっている。
「悪い人じゃないんですけどね」と言われるような人が一番厄介だったりする。
体を壊したり、同級生のバイタリティにびっくりしたり、同年代の友人と噛み合わなかったり…。
この漫画って、あらすじだけ説明したら、たぶんそんなに面白くない。行間とか登場人物たちが喋らない、語らないところに味わい深さがある。余白が多くて、そこが読者に委ねられている。
いきなりクッソ多忙になった身には沁みるものがあった。
読書って本当にタイミングだなと思う。その本との出会い、出会っていても響く時機がちがう。

#漫画 #1日1漫画
#あした死ぬには

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「ふることふひと」
ざっくり言うと、稗田阿礼(に扮した中臣史(藤原不比等))と太安麻呂が古事記を記す話。
それと絡んで、史の出生や生い立ち、中臣(藤原)内での謎や関係、安麻呂との友情?安麻呂の恋?みたいなところも面白い。
まだ途中だけど、これからどんどん面白くなりそう。

あと古代って、親子関係や血縁関係が現代よりもかなりごちゃごちゃしてるのが当たり前なので、そのへんも、へえー、なるほどと思う。
稗田阿礼って、私が日本史習ったときは女性って覚えた気がするけど、本当のところは全然わかっていないのだな。
わかってないからこそ、想像できるし、解釈の余地がある。
稗田阿礼が藤原不比等説を梅原猛が唱えていたらしく、ほか藤原不比等の出生の様々な説を下敷きに作られてるなあと思う。
あとはあの時代に、中臣家の長男が出家して唐に渡ったというのは確かに謎だ!と思った。漫画ではその辺もちゃんと納得できるように描かれているよ。
歴史というのは、単にあったことをまとめただけじゃない。誰によって、どういう立場のひとによって語られ記録されていくかで、実は全然異なるもの。
歴史とは何か、ということを問いかけてくる作品だなと思います。
#漫画 #1日1漫画
#ふることふひと
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「ブラックナイトパレード」
面白い!終わってないけど、めっちゃ面白い!
クリスマス、悪い子にプレゼントを贈る(プレゼントならまだいい方)ブラックサンタ養成所で、幼い頃父親を亡くし、受験に失敗し就職にも失敗した三春が…。
ミステリーとタイムリープ(というかパラレルワールド的な)と、謎がさらに謎を呼び、熱い友情物語や子供のトラウマもあり…、いろんな面から本当に面白い。
よく知られたサンタクロースと、北欧神話とくるみ割り人形が混ざったような設定。
三春が1巻と最新刊とでかなり印象が違うのは、三春個人の視点からほかの登場人物の視点も混じった俯瞰的な描き方にもなりつつあるからかも。

#漫画 #1日1漫画
#ブラックナイトパレード

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「20時過ぎの報告会」
こはるさん、りさこさん、きみちゃんを中心とした女性たちのあれこれ話。
久しぶりに読み直したら、なんだかすごくよかった。
この漫画の登場人物の、自分のことは・自分の価値は・自分の幸せは自分で決める!っていうスタンスが本当に好きです。
あと友達の相談にのるときに、彼女たちが自分の言ったことについて悩んだり、ああ言ってよかったのかなって逡巡するところがリアルだなと思う。
大事な好きな友達とのやりとりって、すごく繊細な心の機微があったりするよね。
コロナ禍で、気軽に集まりにくくなった今の環境がもどかしい。
#漫画 #1日1漫画
#20時過ぎの報告会
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「その女、ジルバ」
少し前にドラマ化されていた。
ドラマもよかったけど、なんせ漫画がよくできている。本当に。
これを読んでいるときは、わくわくしながらハラハラして、涙もたまに出た。
40歳の女性労働者、新がバーで勤め始める。そのバーのホステスの平均年齢は70で…。
仕事も結婚も恋愛もいろんなことを諦めかけていた新の再生の物語。そして、バーを開いた今は亡きジルバとホステスたちの物語が時代を行ったり来たりしながら、新の物語と絡まりつつ、壮大なスケールで描かれる。

いま世界で起きていることについて、少し調べれば複雑な歴史が背景にあることがわかる。
外国のことだけじゃなくて、自分たちが暮らしている地域や国のことも、私たちは実はあまりよく知らないんじゃないかと思う。

新と一緒に、ホステスたちから過去の自分語りを聞くことをとおして、つながっている大きな歴史にも目を向けられる。
読み終わった後、静かに感動していたし、本当は終わって欲しくないと思ってしまった。

#漫画 #1日1漫画
#その女ジルバ
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「茄子」
茄子に関するオムニバス作品。全3巻。
黒田硫黄の漫画のなかで、たぶん一番好き。
茄子、アンダルシアの夏(ジブリ)の原作も収録されている。
2巻の「39人」が特になぜか好きで、何回も読んだ。
料理するときの手際が気持ちいい。
あと、夫婦が小腹が減って夜中に買い物に行く話も好きだった。
セリフのテンポとか言い回しとかが絶妙。

#漫画 #1日1漫画
#茄子
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「しみことトモヱ」
comicoでずいぶん前に連載していたときから読んでいた。
タテヨミ向けの漫画だなぁと思う。
しみことトモヱという二匹の猫を飼うにあたり、かいぬしが結構抜けているんだけど(当時コメントも結構激しかった気がする)、猫のキャラがいい。
しみトモのキャラが好きで、LINEのスタンプまで買った。
時々挟まれるリアル写真もかわいい。

#漫画 #1日1漫画
#しみことトモヱ

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