恋の終わりを告げる時計を抱いた。止まることのない刻の中で、もう君がいない世界の中で、僕はひとり。選んだわけではない別れを、手渡された悲しみを、この手に抱いている。君がいない世界で僕はもう同じように笑うことはできない。君に恋をして、君が笑うから僕は笑顔でいられた。