：元後輩が実家コンビニを継ぎ、新たな挑戦へ

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安友

2025/03/12

元後輩SVが実家に帰ってコンビニのオーナーになるとのこと。
ご実家が元々酒屋さんをやってたわけですが、高齢のお父さんさんと入れ替わり自分のスキルを活かしたい。よくある世代交代です。

ただ、今時のコンビニというのは、従業員が集まらないのです。

オープン後4〜5日は本部からの応援スタッフで賄えたとしても、そこからは少ない人員で回していかなければならず、おじいちゃん、おばあちゃん、奥さん、１６歳の娘さん、本人を格に２４時間総出で頑張っていました。

後輩とは約９年ぶりに会ったわけです。お互いにいい年齢になったことは置いといて、今時のコンビニの在り方が随分と変わってきたものだとある意味刺激がありました。

特に買い物する予定でなかったお客さん達がオープンだからとお買い得商品を買い漁っていきます。

お惣菜、お弁当が５０円引きだったりするのですが、なぜかタバコのダース買いが多かった。

「昔はさ、タバコをダースで買ったらライターや灰皿が付いていたじゃない？」
何人かの人に催促されました。

今はそれを付けて販売すると行政から指導が入るらしいのです。

えっ？今でもうちの店では景品として使い捨てライターを差し上げているけど、ダメなんや？と財務省の告知を確認しました。

≪小売販売業者が、製造たばこの購入を条件として、小売販売業者自らの負担により経済的価値の提供を行うことは、実質的な値引き販売に該当するおそれがあることから、そのような販売については自粛していただいております。≫

平成22年12月27日に施行された消費生活用製品安全法関係の改正法令により開始されたことすら私は知らなかった。

勿体ないけど、自分の店に帰ってから景品のライターは全て処分しました。