夜明けが来ない日々を生きる – うつ病患者の正直な告白

明けない夜はない

僕はこの言葉が大嫌いです
それは、ウソだからです

ことうつ病に関しては、ですが

明けない夜はあります
ずっと暗闇の中、訳がわからない薬に飼い慣らされ、一生飲み続けなければならないなら

夜など明けるはずがない

12年間明けなかった夜を
僕は自力でこじ開けました

なぜ、真っ当に救いを求めただけなのに
ボロボロにされたのか

一体僕が何をしたのか

残念ながら、自分が信じた価値観に正義はありませんでした

病院を信じて、お医者さんを信じて
薬を信じた結果

僕は駅のホームに立ちました
人生を終わらせるためです

果たして、正義はどこにあるのか

余命宣告をされ、病魔に身体を蝕まれるだけが病気でしょうか

身体を蝕まれようが、心を蝕まれようが
命を落とすのは同じです

心を病んだ時、助けを求めても
そこに救いはありませんでした
あるのは集金装置のみでした

くだらない親にバカげた価値観で育てられ
それでも食らいついて親の希望を叶え

大人になって頑張って
辿り着いた先は、酷いうつ病でした

そう考えると、生まれてからうつ病を克服するまで、ひたすら他人に踊らされるくだらない人生でした

ただ、それでも反撃をしました
死の淵にありて、心の奥底にあった
怒りや悲しみは死んではいなかった

矜恃や尊厳を忘れ、ひたすら自らの利益を追求する醜さに、辟易しています

いい加減に、恥を知ってはいかがか

ど素人が3ヶ月で治したのです
自力で

12年掛けて治せないプロとは何者か
意味がわからない

僕は今、毎日笑っています
人生を、好きに生きています

人間らしく生きるとは、そうしたものです
学校も親も、教えてはくれませんでした

教えてくれたのは、もっと昔に生きた先人でした
何とも情けない話であると、僕は思います

だが、おかげで目は覚めました
認知バイアスを全て破壊することはできませんが

見える世界は全く変わりました

僕は今日も、元気です

#希望 #うつ病