ポジティブ思考への転換: トラウマ克服法ネガティブケイパビリティの実践

#トラウマ #戦争 #家族 #メンタル疾患
先日内科医をされているグラ友さんが「ネガティブケイパビリティ」と「ポジティブケイパビリティ」という言葉を投稿の中で書かれてて、医療の世界ではそういうこともあるんだなぁと思ってたら、さっき古い新聞を開いたらその言葉が出てきてびっくり
ケイパビリティは答えを出す能力のこと
1月3日の朝日新聞
〜解なき今を照らすために〜
『答えを急がない力』
（朝日新聞の功罪については無視してくださいね
そもそもは19世紀の英国詩人キーツが「シェイクスピアはネガティブケイパビリティを持ってた」と手紙に残してるところから使われるようになった
答えを出す能力が低いのではなくて、じっくり時間をかけて答えがでてくるのを待つ力、という意味のようです。
PCが一般家庭にまで普及し、経済界ではスピード重視、今やタイパという言葉まで出てきて、効率のいいものでないと評価されないことの多い時代になってしまいました。
でも本当はネガティブの方がある意味難しくて粘り強さが求められる能力
そしてこの記事では、安全保障にもその能力が必要で、それがなければ物事を決めつけ他人を攻撃し、戦争になるとまで書いています。
アプリで同じ記事を探そうとして開いたら、トップは戦争トラウマの話でした。最後に動画がついていましたが、YouTubeには別のチャンネルのしかなかったのでそれを見ていただきたいと思います。
戦争トラウマについては過去にも書いた事がありますが、この桑原征平のお母さんは復員後飲むとDV夫になってしまう父親に「必ず昔の優しいお父さんに戻るから」と耐え抜いたそうです。当にネガティブケイパビリティだと思いました。
トラウマは本人だけでなく家族の苦労も深刻で家庭を維持するのがむずかしくなったけど、両親の死後、父親の従軍日記を母親が自費出版したものがでてきてやっと親の心のうちを知ったそうです。
傷つくのはいつも末端の人間
寛容の精神をもち続けるのは難しいけど、
それしか
平和を実現する方法はないんですね