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ジュウ✨🤝✨

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《ジュウの断片小説 in GRAVITY⑨微修正版!》

えぴろーぐ


題名:『回収』


人気アイスクリーム店のオーナーである彼女。

閉店後、清掃や片付け、売上の確認や、翌日の営業に向けての準備までを終えると、彼女1人がその日の最後に必ず行うルーティンがある。

それは、店内に三冊置いてある『落書き帳』と題した自由記述ノートを回収し、そこに書かれた内容すべてに目を通すことだ。

今日は、午後から土砂降りが続き、平日でもあり、店内のイートインスペースを利用されたお客さんは、このシーズンにしては少なめだった。

経営は順調。基本的にポジティブな彼女は、来客が少ない日は、いつにも増してお客さんを熱心に見つめる。

今日の閉店間際までいたお客さんは三人。そのうち二人は、どちらも大学生くらいであろうカップル。

互いが書く内容が照れくさいのか、次回来店時に互いが書いた内容を見ようという約束なのか(そういうケースも結構ある)、この二人は別々のノートに、それぞれが書いていた。

一冊目の落書き帳の最後に書かれていたのは、カップルの彼女の方の書き込み。

『来てよかった。ありがとう雨。』

と書かれていた。

飲食店を営む身としては、雨はほぼ100%困る、ありがたくないもの。
でも彼女にとっては、今日の雨は何かいい結果をもたらしてくれたのだろう。よかったね!

ニ冊目の落書き帳の最後に書かれていたのは、言葉でなく、絵だった。
手をつないだ、かわいらしい男女の絵。きっと自分達なのだろう。そして、つないだ手の下、二人の足元には、二羽の鳥が仲睦まじそうに寄り添っている。自前の青色のペンで塗ったのか、『青い鳥』になっていた。鳩なのかな?どうぞおしあわせに!

三冊目の落書き帳、今日の最後の言葉を書いたのは、閉店時、最後まで残っていた、あのお客さんだ。

若いのか年配なのかわからない、不思議な雰囲気の男性だった。

その、三冊目の落書き帳には、

小さな、ささやかな文字で、
ちょっと不思議な、こんな言葉が書かれていた。

『ジュウ°の断片小説』

~おしまい~


#後編で終了かと思いきやえぴろーぐで終了!!🤭
#ジュウの断片小説⑨『回収』😉👍
#リクエストはサザンの『 Ya Ya あの時代を忘れない 』で!🥰
#読んで下さった方スーパーありがとうです!!
🥲🙇🙏🙏🥳
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