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アメジスト

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こんばんは。
読書しました。

国(くにのみやつこ)造
-大和政権と地方豪族
篠川賢 著
中公新書

古代史は資料的制約もあり、難解だなと感じますが、個人的には第一章の磐井の乱の経緯と継体天皇の即位事情、第5章の国造の後裔についてが、特に興味深かったです。
継体天皇は近江あたりを出身地とする地方豪族で、地方から大和に入って即位した新王朝の創設者であったから、勢力基盤を整えるために国造制を整備したという説に説得力を感じます。
国造制によって勢力を削られる危機感を抱いた磐井が反乱を起こしたという説はつじつまが合うように感じますが、朝鮮半島情勢がどのように絡んでいたかどうかについては断言できる状況にはないように感じます。
磐井の乱の発生は、大和政権の地方支配は、地方豪族の協力があって、はじめて可能であったことを示していて、そのための制度として、地方豪族をクニを単位とした地方官に任じる国造制を整備したと言えることが分かりました。
第5章において、出雲国造の後裔は出雲大社の神職となり、紀伊国造の後裔は日前神宮・国懸神宮の神職になると述べられているのが興味深かったです。
伝統と格式がある家柄だからこそ、祭祀権を継承するようになったのでしょうか。
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こんばんは。