そのような人は、自分自身を一番愛してくれる人を、それが自分に属する人であるかぎり、隣人と認めます。彼らを抱擁したり、接吻したり、兄弟と呼んだりします。つまり当人が悪人であるからこそ、以上のような人間を他の人以上に隣人とするわけです。