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サンダー

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べらぼう第48話「蔦重栄華乃夢噺」の感想です

阿波への幽閉のため、箱輿に乗せられ運ばれる一橋治済、用を足すために輿を降りた隙を突き、治済は逃亡を図り、松平定信らへの復讐を誓うがその直後、雷鳴轟く中で倒れ、そのまま命を落とす
一方、写楽ブームが一段落した後も、重三郎は変わらず精力的に活動を続けていた
その後、無作法な店が増えつつある吉原の現状を憂えた重三郎は、町の再生のため、商いの心得をまとめた「新吉原町定書」を提案する
吉原の人々との歌会の最中、重三郎は突然足がもつれ倒れる、それは「江戸患い」とも呼ばれ、時に死に至る病の「脚気」であった
それでも重三郎は、「死の間際まで書をもって世を耕し続けたと言われたい」と語る
その思いに共鳴した絵師や戯作者たちは、重三郎と共に各自の個性を最大限に引き出しながら、多くの作品を世に送り出していく
ついに、重三郎の夢枕に九郎助稲荷が現れ、「昼九つ、馬の刻に拍子木を合図に迎えに来る」と告げる
やがて馬の刻の鐘が鳴り、重三郎は永遠の眠りにつこうとする……絵師や戯作者たちは重三郎を呼び戻すため、「屁の踊り」を敢行、一瞬目を覚ました重三郎は、「拍子木……うるさくて聞こえねえんだけど」と言い残し、粋で波瀾万丈な生涯を閉じる


今回の一番の見どころは「自分は町を栄えさせ、築いた富を分け与えとはいかなかったもんな」と衰弱する重三郎に妻・おていが伝えたセリフでしょう

「江戸はもちろん、今や名も知らぬ町や村で、見知らぬ人たちが黄表紙を手に取り、狂歌を楽しんでおられると聞きました。それは旦那様が築き上げ分け与えた富ではございませんでしょうか。その富は腹を満たすことはできません。けれど、心を満たすことはできます。心が満たされれば人は優しくなれましょう。目の前が明るくなりましょう。次は己が誰かの心を満たそうと思うかもしれません。さような笑いという名の神を旦那様は日の本中に振る舞ったのではございませんでしょうか」

わたしはここで大泣きです
私が報われた感覚を覚えたほどに

重三郎は人が生きる楽しみや生き甲斐を商売を通じて世に広めました
重三郎の偉業がなければ、その文化の発展が100年遅れたかもしれません

わたしも毎週べらぼうが楽しみだっただけでなく、べらぼうのお陰で歴史を学び、聖地に出向き、新しい気付きと楽しさ、生きる喜びを頂きました

ありがとう、べらぼう

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