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アルセ

アルセ

#和多志 #TRPG制作中
私「災厄だよ…」
オレ「絶対にダイス振らないけない奴が出た」
オリ水「まさか、生まれるとは思わなかった…」

打ち込み台を壊し終わった隊士が次々と次の柱屋敷に向かっていく
成長した奴も成長出来ない奴も初代水柱屋敷の門をくぐり出ていく
一人の隊士がオリ水に話しかけて来た
この隊士は負傷した姉を助け出した人だった
どうやら姉の事が好きで鬼の始祖を倒したら結婚を申し込みたいと言ってきた
オリ水はすぐに認めた
「すぐに結婚しろ。そして鬼狩りをやめろ」と答えたがその隊士は首を横に振る
「鬼がいなくなった安らかな夜を愛する人にあげたい」巫山戯ている事を普通に言った
鬼の始祖を討てたら、安らぎの夜を姉に捧げれる事ができたならこの隊士にとっては自分の命の在り処など些細なことかもしれない
本人では無く愛する人の弟であるオリ水に言ったのはとても卑怯で自分善がりのうつけだ
愛する想いが溢れすぎたからと義理の弟になるか分からない14歳の子供に対して吐露していい話では無い
言い切ったと満足した隊士は門へと歩みを進めた
「言い捨てなどとは良い御身分だな」
オリ水は木刀を隊士に目掛けて振りかぶった
「特別稽古だよ。義兄殿?」

今後どうなるか分からない鬼狩り業
家事ができない、歩く事もままならないそんな姉が嫁に行けるはずが無い
親は世間体を気にして捨てる事はしないだろう
だが、甲斐甲斐しく介護する事無く飼い殺す
姉の幸せを願うのであればオリ水にとってこの隊士は希望の光となる

オリ水「名を改めて聞こう!」
隊士「はい!〇〇雷男(仮名)と言います!」


私「ふむ…」
オレ「城内乱闘…どうするのさ!?」
オリ水「俺の中で死に近い一番大切な人(未来の義兄)が生まれたんだが?どうしてくれる?」
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