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あお✖
少年はいつもにこにこし、町の皆を笑顔にしてくれる人気者でした。
町で喧嘩が起こっても、少年がその場に駆け寄り笑顔をふりまくことで、笑顔に変わりました。
、、、
ある日、少年の家の隣に、隣町から少女が引っ越してきました。
「はじめまして、私○○。よろしくね。」
「こちらこそ、よろしく。」
少女の周りには煌びやかな光が纏っており、少年は見惚れてしまいました。少年にとって、これがはじめての恋でした。
少年は少女の気を引く為に、一緒に勉強をしたり料理をしたりとアピールをしました。それは日常的ではありましたが、少年が出来る精一杯のアピールでした。
、、、
少年は少女の好意を僅かながら感じることができるようになってきました。ちょっかい出される回数が増えたり、小さな菓子をもらったり、少女と一緒にいる事も多くなりました。それが少年にとって最高の幸せでした。
、、、
時が経ち、ある噂が町中に広まっていました。少年と少女が両想いであると。。。
町のみんなは二人を囃し立てました。
少年はその空気がとても嫌でした。味わったことない嫌悪感に苛まれます。そんな少年の気持ちを汲み取らず、町のみんなはどんどんエスカレートしていきました。
わざと二人きりにしたり、告白させようと煽ったり。町のみんなにとってはそれが善意あっての行動だったのでしょう。少年は気持ちを塞ぐようになっていきました。
、、、
ある日、少女は少年に4つ折りにした紙を渡しました。
そこには好きという言葉が記されていました。
少年は少女からの好意を初めてハッキリと認識することが出来ました。
だが、少年は気持ちを伝えることが出来なくなっていました。町のみんなが作った、この雰囲気に飲み込まれるのが嫌だったのです。
、、、
幾度となく時が経てど、付き合うような行動が見られず。町のみんなはざわざわとし出しました。
町の一人が嫌気がさしたのか、お似合いだから付き合えばいいだろ!と浴びせました。
「好きじゃない!」
気持ちとは正反対の言葉が出る。少年は気持ちが出せなくなっていたのです。
それを聞いていた少女は泣き出してしまいました。
町のみんなは少年に罵声浴びせる。この時を境に少年は孤立してしまいました。
もうあの笑顔も出せなくなりました。
コメント
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ふじず
誰かが集中砲火受けてAI判定かな

ゆうす
夢洲到着予定9:58(定刻9:54)
バイト10:00
(O.O;)(oo;)

ばりお
救ってもらった分には足りないし、直接言えたとしても多分まだ足りない
感謝を届けるために現場にいるし
想いが続いていっている事も伝えた
与えられたものが多すぎるのに、メンバーが何度も返してくれるからさ
足りないんだよほんと

あまえ

きって

きたむ





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