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ろびのわーる
2009年/アメリカ/97分
ジャンル:アニメ/ファンタジー/恋愛/コメディ/ミュージカル
監督:ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
【あらすじ】
いつか自分のレストランを持ちたいと夢見ながら懸命に働くティアナ。彼女は仮装舞踏会の夜、自らを王子だと名乗るカエルと出会う。カエルの呪いを解くためにキスをした瞬間、予想外の事態が起こり……。
【見どころ】
① ディズニー初の黒人プリンセス。
② 2Dアニメ。
③ ニューオーリンズの音楽。
④ 魅力的なキャラクター。
⑤ ホラーとコメディ。
⑥ ホタルのレイ。
⑦ 夢と努力。
【感想】
まさかカエルのダンスにうっとりするなんて。ストーリーだけならこれまで観たディズニー映画の中で最もロマンティックだった。アラジンの方が感動が大きい気がするのはテーマ曲の差かも。
呪いでカエルになった男女の物語。二人が冒険するのは真っ暗な森で、不気味な生き物に遭遇したり、悪魔に追われたり…出来事だけ書いてみるとホラーな展開。
でもそこはディズニー。絶妙なコメディとミュージカルで仕上がりは軽やか。
3DCGもいいけど、やっぱり2Dアニメーションが好き。キャラクターが表情豊かで魅力的なのもディズニーの素晴らしいところ。
「夢は願うだけじゃダメ。努力しなきゃ!」というティアナの言葉に時代が反映されている気がする。現実的でディズニーらしくないけど、“夢は本当に叶う”というメッセージなんだと思う。
ティアナだけでなく一緒に冒険をする仲間たちもそれを体現している。特にホタルのレイのエピソードは衝撃的だった。大活躍も含めて影の主役は間違いなくレイだ。
努力には孤独がつきものだ。自分との戦いだから。その孤独を忘れさせるのが夢の役割だとすれば、夢・努力・孤独は補完関係にあるのかもしれない。
夢を忘れた大人にこそ観てほしい作品。
#映画 #アマプラ #ディズニー映画
#プリンセスと魔法のキス

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