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ろびのわーる

ろびのわーる

『6人ぼっち』

2025年/日本/85分
ジャンル:ヒューマンドラマ/青春
監督:宗綱弟

【あらすじ】
クラスに友達がいない加山は、修学旅行の班決めで誰とも組めなかった5人の班長を任される。別行動を提案された彼は、それぞれが行きたい場所を順番に回ることを提案する。行動をともにするうち、6人に仲間意識が芽生え始めるが、予想外の事態が……。

【見どころ】
① いまどきの高校生たち。
② ガチのコミュ症っぽい演技。
③ 加山の責任感。
④ 絆が芽生えてゆく過程。
⑤ それぞれの覚醒。
⑥ 恐れずに飛び込むのが青春。

【感想】
好き勝手なことをやっていてもそれほど支障なく生きれてしまう現代。
自称の“ぼっち”や“コミュ症”なんて言い訳に過ぎないけど、周りがモンスターばかりだったら自衛のために必要なのかもしれない。そのモンスターも実はぼっちで、同じような状況を抱えていたりする。

みんなきっかけが無いだけ。きっかけさえあればぎこちなくてもちゃんと話せるし、会話をするうちにぎこちなさも取れてくる。
この映画では修学旅行がそのきっかけになる。グループ行動というきっかけの強制力がありがたく感じた。

リーダーに選ばれた加山の責任感が素晴らしかった。ちょっと強引な展開が気になったけど、青春だからそんなこともあるかもね。
6人とも素人っぽい演技が逆にリアルで良かったんだけど、後で調べたらみんなそれなりの役者でびっくりした。

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『6人ぼっち』