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ろびのわーる

ろびのわーる

『聖なるイチジクの種』
【概要】
2024年/フランス・ドイツ・イラン
ジャンル:サスペンス/スリラー
監督:モハマド・ラスロフ

【あらすじ】
2022年。ヒジャブに関する社会運動で揺れるイラン。国家公務員の予審判事に昇進したイマンに与えられたのは、反政府デモの逮捕者を罰する仕事だった。そんなある日、彼が預かっていた銃が自宅で紛失してしまい……。

【見どころ】
①イランで起きた社会運動の実情。一部、実際の映像も流れる。
②国家と家族の板挟みになるイマンの苦悩。
③イマンの妻ナジメと娘たちの絆。
④イマンの家庭で起こる騒動の顛末。
⑤ドキュメンタリーのようなリアルな演技。

【感想】
守るべき者が敵になったとき、一体どんなことが起こるのか。前半は国家規模で、後半は一つの家庭でそれが描かれている。
遠くの国の国内紛争は、日本のニュースで取り上げられることが無く、映し出される混沌と惨状に戦慄する。
また、馴染みのない国の生活感や価値観が新鮮だったこともあり、約3時間という長尺だけど集中が途切れることなく観れた。
正直、イマン家で起きた事件よりも、実際の社会運動の描写の方が強烈でショックだった。
こういう映画を観るといつも感じるのは危機感。“日本でよかった”なんて微塵も思えない。いつ何が起きてもおかしくないのが現実だ。日常は奇跡の連続でしかないのだから。

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#聖なるイチジクの種 #イラン
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