グロースのターン｜竜の谷の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

元カノってどんな存在？という問いに一昔前は

いつまでも残ってるいい思い出( ´ ▽ ` )
(フォルダ保存)

みたいな爽やかな話を聞いた事あるけど
今はなかなかシビアな答えが続々とあって
二度と会いたくない、とか
すれ違っても気が付かない、とか
嫌い、とか…
他人のことなんだけど
なんか女性側として胸がチクチクしてくるわね…[疑っている]

カップルの数ごとに別れの景色は違うのだろうけど
私だったら、できる限り綺麗な別れでありたいと想うのであります( *ˊ ˋ*)oＯ
(それがひとりよがりだったりして後でめちゃくちゃ後悔すること定期なんだけどさ…)

ついに堪忍袋の緒が切れた

いや、ブチギレたわけではないんだけど

例えばこんなのを想像してみてほしい。

ある部屋に、とても幸せそうで楽しそうで
みているとこちらもハッピーになってくるような
絵が飾ってあったとする。
でもある時突然、それの額縁を固定している
糸が切れて、ゴトンと音を立てて落ちる。
そうするとその絵で隠されて見えなかった裏側の
血と肉と膿でグジャグジャになった半腐乱の
「何か」が現れるのだ。
そしてそこで初めて気がつく。
その部屋自体が、血と肉と膿でできた部屋だということに。

それまで自分を痛めつけてまで描き続けた絵、つまり自分のガワであり、理想が
結局は何の意味もなくて
自分の周りも醜い有様だって事が否応にも分かるのだ。

昨日の夜、明日が妻と付き合い出した記念日だという事に気がついた。
だから私は何か考えていて、昨日のうちから
「明日は何もない日だよね？」と妻に
何度も聞いて確かめていたのだ。
答えは「ないよ、何もない」

そして今日の朝、「記念日だよ！」といって
ありがとうをいった。
じゃあ、今日はどうしようと考えていたら
昼あたりに突然
「あ、予定あったわ。もう迎え来てるから行くね」
と妻は40秒で支度して出て行った。
私には動揺する時間しかなかった。

記念日は？買い物に外にも行かないの？
子供の世話は？また私一人？

女々しいと思われるだろうが
実際に私は女々しい人間だ。
私の見た目は30半ばのおっさんで
話す内容も口調も99%の人間に「対しては」
男のように振る舞っているが
実の所、心の中はかなり純度の高い乙女だ。
小さい頃から少女漫画で育ち、女の子友達の中で
社交性を身に付け、今でも可愛いものが大好きだ。
物凄く濃い乙女性を、凄まじく厚い鉄の男性性で
覆い隠したような人間だと思ってくれたらいい。
りゅうちぇるがもう少し歳をとって、髪も化粧も男性のそれにして、口調を普通にしたら、
恐らく誰も彼の中身を知ることがないように。

だから私は恐ろしく傷付いた。そして気が付いた。
ここはとてつもなく醜い場所で、私が理想の為に心血注いで描いた絵には何の意味もない。
しかもよりによって一番身近な存在であるはずの妻が、私と同じ志を持っていない事に対して
深く落胆したのだ。

だから久しぶりにこの世を見限ろうとした。
結局未遂で、妻は反省したが