『ベスト・キッド（2010）』異国で見つけた自分だけの道

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ろびのわーる

2024/05/11

『ベスト・キッド（2010）』
母親の仕事の都合で北京に移住したアメリカ人の少年ドレ。慣れない土地で北京語もわからず、彼はイジメの格好のターゲットになってしまう。そんな彼に救いの手を差し伸べたのがカンフーの達人ハン。彼の下で、ドレは武術を学びながらたくましく成長してゆく。

“カンフーは日常にある”という発想がめちゃくちゃクール。そこからくる独特の練習方法がおもしろい。ジャケットを拾ったり羽織ったりする動作が、まさかそんな技になるなんて。

修行によってドレの体つきが変わってゆく様は、もはやドキュメンタリー。少年らしい細身の体が徐々にマッチョ化してゆく。
そして体だけでなく精神も鍛えられるのが修行の素晴らしいところ。ドレの顔つきが序盤と終盤では全然違う。

描かれているのはドレの成長だけじゃなく、ライバルとの確執や少女とのロマンスもあり、師匠のハンにもドラマがある。
まさに王道のスポ根青春映画。しかもジャッキー・チェンが出ていたら面白くないはずがない。

今年はジャッキー・チェンの主演50周年記念ということで、新作も公開されるらしい。他の過去作もちょっと観てみようかな。

#GRAVITY映画部 #映画 #UNEXT
#ベストキッド #ジャッキーチェン