自分が中高生の頃、薄い膜みたいなシールドでかろうじて守っていた弱々しい自我は、バンプオブチキンに曝露されて為すすべもなく立ち竦んでいた。そういう感覚で暴風みたいに曲が吹きつけてきている。あの頃にはない圧倒的な「信頼するリスナーに向けた」指向性を持って。