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万年ベンツ
▫️あらすじ
4月。精神科医の藤代俊に、かつての恋人・伊予田春から10年前の初恋の記憶を綴った手紙が、ウユニ塩湖から届く。その後も世界各地から春の手紙が届いた。その頃、俊は婚約者の坂本弥生と結婚準備をしていたが、俊にある謎かけを残して、弥生は姿を消す。
▫️おすすめ度★★★☆☆
余白が多くて、観客に
「愛を終わらせない方法とは?」
と直接的に問いかけてくるような映画だった。
しかしながら、キャラクターの何たるかや心情は、あまり描かれない。小説や最後まで見なければ理解できない部分もあったはず。この仕組みに合わない人もいるだろう。現に鑑賞後に?になってそうな人がチラホラいた。
でも、個人的にかなり好きだった。
余白が多い分、何かに魅了されれば、前のめりで見れるから。それは春がウユニやスコットランドを巡るシーンではなく、藤代の親友であるペンタックス(個人的に本作のMVP)がエンディング付近で「なんで追いかけなかったんだよ」と、今までを知っていながらも、親友として気遣う一言。大賀演じるタスクと、夜の新宿を缶ビール片手に歩く姿や、何気ない目線のずらし方なども良くかった。台詞回しが簡素なのも、様々なことを想起させてくれてかなり好み。竹野内豊演じる春の父親像も最後まで見る事で、個人的に納得感が得られた。そして、春を演じた森七菜の演技が兎にも角にも良かった。ほんとに微弱な声の揺れ(声質かもしれない)が彼女の生き方を物語っていたように思えたし、本作の持つ“失う怖さ”と“喜びを素直に受け入れられない不安さ”をうまく体現していた。
ただ、あまり人に勧めづらい作品であるのは明確である。原作を読んでから見ればまた印象は変わるのだろうが、そこまでサプライズもなく淡々と静かに進んでいく作品なので、予備知識の重要さが薄い。ただ、ハマれば確実に心に爪痕を残してくれる作品だと思う。今回が初監督となる山田智和の手腕もこれから磨かれていくのだろう。
#ひとりごと #映画 #佐藤健 #長澤まさみ









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問題が難しすぎるんよ

武田す
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しの。゜🫧
これ気になってたんよなぁ。。 個人的に余白が多い映画。好き。 早く見に行きたい。
雪、ぴり香☕️🫧
原作小説だよね? 読んだことあるー! あの人の話、結構どれも好きかも。