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彩鬼Sunny
足が重い。
もう、どれだけ歩いたかわからない。
夕暮れのオレンジが、
だんだん暗い青に変わっていく。
でも、
心の中は、
まだ朝のまま。
朝になると、
カラスが鳴き始める。
カーカー、カーカー。
あの声が、
耳の奥に突き刺さる。
冷たい、
無機質な、
「まだ生きてるよ」っていう宣告。
あぁ、今日も朝が来てしまう。
そう思うだけで、
胸が潰れそうになる。
布団の中で、
目を開けた瞬間、
カラスの声が聞こえる。
窓の外で、
黒い影が飛び交う。
「起きろ」
「生きろ」
「今日も、始まるよ」
って、
嘲笑ってるみたい。
私は、
その声に怯える。
朝が来るのが、
怖い。
光が差し込むのが、
怖い。
また一日、
生きなきゃいけないのが、
本当に、
本当にしんどい。
どうせだったら
徹底的に弄ばれて
みっともなく転んで
笑われちゃえばいいんだよ
でも、
転んでも、
朝は来る。
カラスは鳴く。
私は、
また起き上がる。
起き上がるしかない。
透明になりたい。
誰も気づかない、
誰も触れない、
そんな存在になりたい。
でも、
朝が来るたびに、
私は、
またここにいる。
カラスの声に、
起こされて。
私は生きていない。
ただ、
朝が来るたびに、
カラスの声に、
少しずつ、
死に損ねているだけだ。
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たまにいいよね?(笑)


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楽曲が好きかどうかが重要だなって思ったよね〜
好きな人がいる!ってのは行くハードルとして必要だろうけど…曲を好きになれないと心からは楽しめないのよね…

林檎

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レンラクキテルカモはどんな内容ですか?
レンラクキテルカモは、主に以下のような内容を持っています。
意味: 「レンラクキテルカモ」は、連絡が来るかもしれないという意味で、特に何かの通知やメッセージを待っている状況を表現します。
使用シーン: 友人や仕事の関係者とのコミュニケーションで、相手からの返事や連絡を期待しているときに使われることが多いです。
ニュアンス: この表現は、少しカジュアルで軽い感じがあり、あまり堅苦しくない会話の中で使われることが一般的です。
このように、レンラクキテルカモは日常的なコミュニケーションの中で、期待感や待機状態を表す便利なフレーズです。

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