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山田

山田

オーストラリアで16歳未満のSNS利用が禁止される法案が可決されたが、この法案に対する考察や意見があれば教えてくださいオーストラリアで16歳未満のSNS利用が禁止される法案が可決されたが、この法案に対する考察や意見があれば教えてください

回答数 34>>

この法案の肝は、プラットフォーム側に巨額の罰則を課して責任を移転する点にある。
目的は明確に児童の被害抑止であるが、現実的な帰結は単純ではない。

・子ども達は回避手段を共有し、迂回登録するため、禁止が即座に利用停止を生むわけではない。

・彼らは大手から小規模、閉鎖的グループへと向かいやすい。そこでは監視が困難になり、被害が秘匿化、悪質化するリスクが高い。

・年齢確認の強化は、同時に個人情報収集を増やし、データ漏洩やプライバシー侵害という新たな危険を生むため、セーフティとプライバシーの明確なトレードオフが発生する。

・賢明な子は自己検閲や離脱でリスクを下げるが、愚行を繰り返す層は地下に潜って被害に遭いやすく、結果として、目に見える被害は減る一方で、見えない被害が増える可能性がある。

・「reasonable steps」の解釈を巡る監査、訴訟コストや国際的摩擦が発生しやすく、抜け道とのいたちごっこを終わらせられない。

上記のように副作用が多々あり、実効性を高めるには単体の禁止では不十分。
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コメント

よん

よん

2 GRAVITY

監視が困難な中で生じる被害について、悪質さの上限に想定が及ばないのが恐ろしいところだと思いました。 特に、被害が表に出にくい環境では、被害者自身が異常性を認識できないまま状況が進行する可能性もあります。発見された時点で既に深刻化しているケースも想定されます。 見えない被害を前提とした設計がなされなければ、実効的な保護にはつながらないのではということですね。

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ろー

ろー

1 GRAVITY

ああ、この回答山田さんでしたか 明晰な回答だったので覚えています 本法案の核、16才未満の女性(の成長機会と未来)を保護する意図なんだろうなと思いました Gravityでも散見されますが、『若い女性』という事実だけで、男性を集める求心力となり、この容易さは自己成長の毒にもなりやすいと認識しています SNSリテラシー、アイデンティティ、性のリテラシーがもう少し育ってからSNSに触れた方が良い…といった前提がありそうです 実行力については分かりませんし、荒削りであることも否めませんし、賛否両論あるとも思いますが、 私は国としてこの姿勢を見せたのはすごいなと思いました。

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山田
山田
まさに仰る通りだと思います。 十分に議論をし、起きうる問題を想定した上で施行した法律だと信じてますので、何かしらの成果は得られるのではないかとも思います。 国として思い切った判断をしたのはすごいです。 法を可決した際の議会の様子が気になるので、後ほど動画を探してみようと思っています。
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A

A

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ただ、禁止にして情報格差が広がる懸念はありますよね。酒やタバコは有害性の教育が進んで、使用率は昔より格段に下がったようですが、SNSも16歳超えてからも使わない人、という人々が一定数出てくると思います。酒やタバコはしないに越したことはないですが、SNSをやらないのは情報格差を生みます。買い物や、政治的発信、災害情報など、情報入手において不都合が生まれると思います。そもそも情報を比較検証するという視点も弱まるかもしれません。

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「小皇帝(しょうこうてい)」
→中国の一人っ子政策下で育った、1980年代から2010年代初頭生まれの子供たちを指し、両親や祖父母から愛情や金銭を独占され、甘やかされて育ったために、わがまま、自己中心的、協調性がないといった特徴を持つとされる世代の子供たちのことです。

特徴と背景
一人っ子政策の影響: 兄弟姉妹がいない環境で、大人(親・祖父母)全員の愛情と期待を一身に受けて育ちました。これは「6つの財布(両親と4人の祖父母の合計6人分の経済力)」を持つとも言われます。

「小さな皇帝」: 文字通り「小さな皇帝」のように振る舞い、何でも与えられ、自分の思い通りに育ったことからこの名で呼ばれます。
性格・行動: 裕福な家庭で育ち、消費意欲は旺盛ですが、忍耐力に欠け、打たれ弱い、わがままなどの批判を受けることもありました。

「小公主」: 女児の場合は「小公主(シャオ・ゴンジュ)」と呼ばれます。

「熊孩子(シオンハイズ)」: 現在、その子供(小皇帝世代の子ども)が親と同じように過保護に育てられ、モラルに欠ける行動を取ることで「暴れる子熊」を意味する「熊孩子」と呼ばれる現象も起きています。
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