明確な愛を向けてきた人がひとりいた、その人の言葉の選択の仕方は丁寧で、傷付いてる私に寄り添ってくれてる言葉選びって分かる。真っ直ぐだから、相手を傷付けたくなくて、泣いてるのを必死に隠す事しか出来なかった。「あなたと話して、前に好きだった酷い男を思い出して泣いてる」なんて言えなかった。