共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

かるば

かるば

#ひとりごとのようなもの
#闘病 #告白 #手記

嫁には感謝しかない。
嫁との出会いは、もう10年ほど前…
俺は、大病を患い治療に専念するために、長期入院を余儀なくされていた。
はじめは治る保証もなく、病気の進行を抑えるのがやっとだった。
自分が、終わりに向かうことをヒシヒシと感じながら、Twitterで 色んな人と交流していた。
ほとんどの人は、闘病生活を応援してくれるコメントやDMをくれていた。
そのなかで、当時の嫁は受験を迎え、将来の不安を抱えていた。
俺は、このまま少しずつ、確実に自分が終わり向かう中で、せめて誰かに何かが出来ればと 彼女の相談に乗ることにした。
彼女の不安の原因は、学力だけではなく家庭環境にもあった。
俺は、自分の子供の頃の経験や
自身の家庭環境がどうだったのかを話し、その上で、考えを伝えていた。
そして、受験勉強もDMで
できる限り、サポートをした。
他人から見れば、自分が苦しい中で人を支える事をした良い人ぶった話に聞こえるかもしれない…
だけど、それは違う。
支えられていたのは俺の方だ。
だって彼女は、こう言った…
『…受験に受かるまで、生きて。わたしが、大人になるまで生きて。会ってお礼が言える日が来るまで生きて。そのあとも、わたしの為に生きて。』と。
病気に負けられない理由と
生きる理由を彼女からもらった。
その恩は、人生をかけて返すべきものだと感じている。

現在、俺は 元の病気は完治したが
それまでに、いくつかの合併症を起こし その治療をしている。
9月の半ばに、眼の手術を受ける予定だ。
ただ、失敗のリスクもある。
失敗すれば最悪、失明する。
しかし、嫁のためにも、ここで俺の絵を楽しみにしてくれている人の為にも、そして、みんなの絵を見続けたいと願う自分のためにも、負けていられない。

俺が生きた証を 残したい。
GRAVITY
GRAVITY5
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

#ひとりごとのようなもの