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#朗読会るぴなす💠

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七十二候
「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」
7/17~五日間です
鷹ってこんな暑い時期に飛ぶ練習するんですね

元来鳥は二週間くらいで孵化して
二週間くらいで飛び立っていくそうですが
猛禽類は孵化~育成、独り立ちまでに
三か月前後かかるそうな。実に三倍

鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)は
この鷹の子達が飛べるようになってから独り立ちするまでの期間のことで、実際この期間親子で狩りなどもするそうな。猛禽類はあんまり群れてるイメージがないので想像がつかないですね。独り立ちした鷹が親と会うことは二度とないそうなので本当に稀な事なのでしょう



さて、そんなわけなのでこの時期は「鷹匠」が鷹狩りの相棒を育てるにもうってつけの時期というわけです。私、恥ずかしながら「鷹匠」という存在をきちんと知りませんでした

古事記にも載るくらい長い歴史を持つそうですが、実態はさらにもっと古く紀元前3000年頃。発祥はおそらくモンゴル近辺の中央アジア――となると、日本の歴史では追えないレベルです

日本気象協会の季節コラムによると4世紀半ばに日本へ伝わったそうで、これ、wikiでも仁徳天皇の項目にありますが彼の即位43年9月に鷹狩伝来、と書いてあります

日本においては長らく皇族や貴族の文化であり
神事・儀式であり、武士の時代における武芸であり...その文化の特殊性から長い間、大名たちの庇護を得ながら彼らの自尊心を満たすものでもあったそうですが、明治時代になると、「古技保存」として宮内庁管理になってます

※宮内庁っていうと
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)で
幻の絹糸「小石丸」を保存していた
件の部署です



ちなみにNPO法人・日本鷹匠協会という団体が存在するのですが、そこの活動履歴によると『ユネスコ世界無形文化遺産』に認定されたのは2010年の話だそうで結構最近、と思ってびっくりしました

※活動アーカイブが2013年で止まっているので
幽霊団体かもしれないですが汗
※頑張って更新してください




私はというと、鷹と聞くとどうしてもよだかの方を考えます。宮沢賢治作品です。鷹になれきれないよだか――最後は星になるよだか



青空文庫に掲載されてますので一読あれ
今回も短歌作りました
よだかに絡めてます
良ければ見ていってください
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コメント

麻生まひろ

麻生まひろ

1 GRAVITY

すごい知識だ

返信
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まひろさんに言われると恐れ多い[泣き笑い]
1 GRAVITY
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