星降る夜の朗読会｜GRAVITY(グラビティ) SNS

✧*｡朗読会るぴなす💠からのお知らせ✧*｡
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無重力世界の片隅より、朗読の星から皆さんへ
【楽屋公演】の告知
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5月20日(土)21時〜START
(ルームopenは20：50〜)
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　　『#空想読書感想会』
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魔法が科学の代わりに発展した世界
少女はある日、紙の切れ端を発見します
知らない文字ですがこの世界で解読は簡単
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早速読んだところ
内容は日記のようであり、手記のようであり
しかしそのどちらでもないように見えます
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実はこの世界は
書物として〈物語〉が存在しませんでした
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「これは何？何について書いてあるの？」
「見たことの無い文体だ」
「図鑑でも伝記でもないね？」
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文書は一部のみで全容が分からず
方々に訊いて回りましたが
みんな首を振るばかり
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しかしついに
平行世界の研究をしている
友人が教えてくれました
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「異世界ではどうも伝記や日記のようなものを
創作する文化があるらしい
――それは【物語】と呼ばれる」
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彼女はその世界で発達した魔法を用いて
持ち主を探すことにしました
魔法の切手を貼った手紙は鳥の形になって
持ち主の元へ飛んでいきます
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「物語のある世界の貴方へ
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はじめまして
私の家の近くに落ちていたものです
貴方のだと思うのでお返しします
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とても失礼かもしれませんが
書かれている内容を読んでしまいました
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とても面白いですね
私の世界には物語がありません
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もっと読んでみたいのですが
続きがあったらいただけませんか？
返信用の切手を同封しておきます」
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皆様の御来訪
一同心よりお待ちしております…✧*｡
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