親の愛情が詰まった古着、将来の子どもへのプレゼント候補!?

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さおり

2024/12/27

母から「お父さんの服なんやけど、捨てるのもったいなくて。大きくなったら○○（息子）に着せてあげてくれない？」と言われて。
今日、仕事から帰宅すると、
母が置いていったであろう紙袋の中に

父の洋服が入ってました。

私の父は
7年前に他界したのですが
　

世界で1番、私を理解して
世界で1番、私を愛してくれた人です。

手にとると…
それは昔、父がよく着ていた
懐かしいグレーのパーカーでした。

「この服、よく着てたなぁー」

色弱かつ、
ファッションセンスのない
父が選ぶ服の色合わせは…

たまに、とてつもなく
斬新で壊滅的な日があり。笑

「それは…どうなん？」
　

と、こちらが困惑し
着用を止めさせるくらいの
（ダサい）美的感覚でした。

（↑めっちゃ怒られそう。笑）

でも、そんな父のことが
私は大好きで
　

当時がとても懐かしく
幸せな気持ちになりました。

少し緊張したのですが…

そっと、パーカーを
抱きしめてみました。

父に触れるように
そっと、頬を寄せて
パーカーに顔を埋めてみた

その瞬間…
　

微かですが
父親の「匂い」がしました。

7年ぶりの、父親の匂いで

時が止まるような
そんな感覚になって

一気に鳥肌が立ち

大好きな父との思い出が
ぶわぁぁぁぁぁーーーっと
一気に、心になだれ込んできました。

幸せで、あたたかい記憶

死ぬほど苦しかった記憶

全てを

しばらく、動けず
ベッドに座り込んで…
そのパーカーを抱きしめてました。

7年ぶりに
父に逢えた気がしました。

#父親