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13世紀のヨハネス・ドゥンス・スコトゥスという神学者が考えたこと。

人間はものごとを選択する。選択されたものと選択されなかったものがあるが、我々は選択されたものとその結果しかわからない。
しかし、神は全能なので我々にはわからない選択されなかったものの方の結果もわかっている。
つまり、aとbという選択肢で私がaを選んだ世界がこの世界だけれども、実はbを選んだ場合の世界も存在する。

パラレルワールドの元祖。


古代ギリシャのアナクサゴラスはすでにこの世界とは別の世界の存在を想定していたので
異世界ものの元祖はこちら。
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コメント

シン

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形而上学の極致、みたいな思考ですね。

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そうですね、この思想が意味するのは13世紀の神学者はあらゆる可能性が展開した多元宇宙、並行宇宙全て含めたものが世界である、という宇宙論を持っていた、ということです。 中世といえば天動説、みたいな認識は本当は違うんです。
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スコトゥスの影響は現代フランス哲学にダイレクトにきますので、知っているとよいです。

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13世紀のヨハネス・ドゥンス・スコトゥスという神学者が考えたこと。