行為者の自己保存を由来とする行為を観測者が秩序を破壊していると判断した時、人はその行為を悪と評価する。これを定義とした場合、善悪は関係性によって観測者から評価されるものであると見出せる。またその善悪は、ある範囲においてという前置きをしなければ評価しえない。総体においては相対するものが存在しない為、善悪は表出しえない。人類においては価値観や宗教観、道徳の隔たりにより、それら全体を支配する法が定められていない為、人類社会を脅かすのか否かを論じられる状況になっていない。つまり現時点において、人類における善悪は表出しえない。現実的な問題、これを定める為に、各国の全会一致が必要となるが、雲を掴むような話であると容易く想像できる。しかし我々は我々自身の共存と生存、つまり自己保存の為にそれを作り出す努力を前向きに続けていくべきであろう。私? 私は生きるのが精一杯です。