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【思考実験】民主主義は理想の政策を導き出せるか?

国民の支持率が最大となる「民主的な理想の政策」と、国家が国民の幸福のために選択するべき「本質的な理想の政策」は一致するか否か ただし国民は自分の価値基準のみに従って政策に対する支持の可否を決定するものとする
ケンポス

ケンポス

民主主義で理想的な政策を導き出すのは無理だと思う。
政治って、他国の動きとか国際情勢みたいな外部要因の影響を強く受ける。
国内でどれだけ最善を選んだところで、崩れる時はあっさり崩れる。

カードゲームで言えば、どれだけ強いカードでデッキを組んでも、対策取られたら勝てないのと同じ。
しかも国民がその相性まで読んで投票できるわけもない。
民主主義って仕組み自体、変化に時間がかかるから、
相手が手札を変えた時に、すぐ合わせて動くのが難しい。
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伯爵

伯爵

「民主主義」は文字通り、民意を反映する(という体裁の)政治形態です。

この前提において「理想」を目指すのであれば、最大の欠陥は「民が(民意が)優れている必要がある」という点です。

この欠陥こそが、問いへの回答となります。
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てす人

てす人

それはもはや巨大な一個人と見なせるのではないでしょうか?であるなら個人が常に自らにとって最良の選択をするとは限りませんし難しいかと。

将来的にはマイナスでも、目先のプラスを優先し誤った選択だったと後悔(支持率の低下)するような事例が生じるかと思います。
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サイダー

サイダー

国民が何の政策を支持するかを知る手段は別に選挙じゃなくてもいいし、アンケートやドーパミン測定器などの、もっと確実で効率的な手段を使わない理由はない。
このように、政治家が介入するまでもなく、政策担当者が民衆の福利を最大化する政策セットを考えればいいので、あなたが求めてるのは安藤馨の統治功利主義だと思う。
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comesunday

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前提条件次第ですが、「できないとは言えないが非常に困難」が私の答えです。困難は以下の点においてです。
・困難1: 理想の政策といえるもの自体が、存在しうるならば実現困難なので、政策決定主体が民主主義に即しているかどうかを問わず決定、施行が困難
・困難2: 民主主義においては、実現だけでも困難な理想の政策を、仕組みも含めて社会の(ほぼすべての)構成員が理解しなければならないため、理解力にバラつきの大きい多数の人が理解できるまで決定、施行できないという追加のハードルがある

思考実験:

民主主義=政策決定に社会の構成員の意向が反映されていればされているほどよいとする考え方

理想の政策=???

想定1: 理想の政策が何であるかについて社会の構成員が合意できるとは限らない(合意できるかどうかを恣意的に制御することはできない)
→この場合、一般には、理想の政策は導き出せないことになる。互いに合意されていない無数の理想をなるべく広範囲に反映させた政策は破綻するから。

想定2: 理想の政策が何でるかについて社会の構成員が合意できる何らかの方法があるとする。(例:「PLURALITY / オードリー・タン、グレン・ワイル / サイボウズ式ブックス」で議論されているような合意形成のための社会的/産業的テクノロジー)

思考実験のための仮定: 以下の状況特性にできるだけ近づけることが期待できる政策は理想的である

状況特性1: 社会の構成員(例: 国民)が自然死の可能性を除いて生命の危険(空腹や暑さ、寒さ等によるものを含む)を感じない

状況特性2: 社会構成員同士が互いに争わない

状況特性3: 社会の構成員が退屈せず、かつ、生命維持や自己防衛の必要事項以外の趣味など脳が求める新しい情報刺激欲求を満たすためだけの活動に勤しむ時間的余裕をもつ

→これらの期待が民主主義政体による政策で得られるために必要な条件:
1. 計量経済学的にこれらが満たされる生産/流通/消費モデルが存在し、発見されること→困難1.
2. 1.が理想の期待を支持していることが社会の構成員に理解されること→困難2.
3. 1.を社会実装するための手順が設計でき、その設計の妥当性が実行可能性も含めて社会の構成員に支持されること→困難2.
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ジョン・ブル

ジョン・ブル

「国民の支持率が最大」がどのくらいかにもよるけれど。
80%以上なら多分意見がまとまらない。
半数以上だと「弱者20%を切り捨てる」が通る気がする。
それを繰り返すと、残るのは独裁国家かなぁ。
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黒石

黒石

理想の政策って人それぞれ違うので無理

選挙で勝った方の政策でもアレはいいけどコレは嫌とか、野党より与党の方がマシって人もいる
全員の理想は叶えられないので多い方の意見で行きましょうが現実的
試合前は争うが試合終わればノーサイドのはずが、納得いかねぇ政治家は自分のことしか考えてないなどいい出す…しまいには政治は悪人扱い[冷や汗]
モンスター国民、モンスター有権者[大泣き]
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mch

mch

理想の定義によると思うが、民主主義は大雑把に考えると多数決のようなものなのでどうしてもマイノリティが切り捨てられてしまう

それにフォーカスしてLGBTQが出てきたが余計に息苦しくなっているように思う

社会主義?それも論外

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紀文屋

紀文屋

民主的な理想と本質的な理想が同じであるのなら、と思うところです。
が、例えば『裕福でありたい』と考える人と『裕福でなくてもいい』と考える人や『子供がいるので子供の将来を』と考える人と『子供はいないから自分の将来を』と考える人等、真逆の民意を多数決によって「これが民主主義の理想である!」と言えるのだろうか?
と、いう疑問はあります。


管理されれば自由を求め、自由になったら自由同士で反発し、多数決にすれば少数派が淘汰され、救済すると強欲になる。

『ぼんやりとした理想』で導き出されるモノって一体何があるのでしょうかね。



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hiko

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所詮、多数決だからね
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