本を読むことで没入感と擬似体験が得られる。それと向き合うことで、作者と対話ができちゃうこと。本に綴られている言葉には作者の魂が宿る。能動的にページをめくることでしか得られない没入感と擬似体験があり、その本から何かを見出すことができる。作者の言葉を受け止めて、それをみつめることができるのだ。その先に見出したものが自分にとってかけがえのないものになったり、そうでもなかったりもするが。本とはいつも僕らに問いをくれる存在で、逆に僕らが問いを持って本を開けば作者の言葉が聞ける。つまり擬似的な対話ができるのだ。言葉があれば、いつの時代の人であっても私たちは対話できる。それが読書の良さだと思う。
世界の誰かが、大変な時間を掛けて考えたことに触れることができる。あなたがどれだけ孤独でも、心の中に触れることができて、もしかしたら少しだけ寂しくなくなるかもしれない。そんなことが、文字だけで構成されている。たとえば、見たことのない花の色彩や香りが、あなたの頭に立ち上がる瞬間がある。
読み終わった時に読書でしか得られない多幸感がある。個人的な意見ですが、読書で得られる大半の情報はネットで得られると思うので手早く知りたいならネットでいいと思います。けど時間をかけて読むことでしか得られない満足感があって、それだけを欲して読んでいます。多分中毒的なやつです。笑
「佐野洋子先生」の料理エッセイ本に載ってた、酢飯にヒジキの煮物をまぜてパンパンにご飯が詰まってる「いなり寿司」 今日しみじみ思った。読書好きの人の頭の中には色々なレシピが入ってるから料理上手(料理好き)かも? 横にあるのはグラ友達レシピの唐揚げ🍺
情報を取り入れる速度を受け手側で自由に細かくコントロールできるのありがたいッス。映像とか音声メディアだと基本は情報の流れてくるスピードがあっち任せじゃないすか。それがタルかったり、逆についてけなかったりするんすよね