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より善く生きるとは何でしょうか?また、哲学はその問いに答えられるのでしょうか?

「生きづらいなら本を読みなさい」 大学の哲学の先生がそう言った。 その一言に何か救いがある気がして、何冊か哲学書をめくってみた。 でも、ページの上を言葉が流れていくだけで、心には何も残らなかった。
大橋

大橋

犠牲のない心からの満足を求めること
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愛善院

愛善院

私のなかでは「より善く生きる」とは「気高くイキる」ことを言います。

プライドのギアを上げるのではなく「自分に何らかのきっかけを与えてくれたこの人の参考になる部分を徹底して真似てみよう」というところにあります。

「本を読みなさい」も、それです。
どこにどんなきっかけがあるか分からない、全てを直接経験するには時間がかかりすぎる、ゆえに、あらゆる本を、あらゆるきっかけにする方法が利便性が高い。

もし、それできっかけにならなかったら、次いきゃええんです。ただ、きっかけがあるかもしれない、と構えておいたほうが「より善く」なる可能性は高いでしょうね
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くちく

くちく

哲学書を読むたび苦悩は深まるかと…笑
問いが増殖していくだけなので。

個人的には、
①ウィトゲンシュタイン『哲学探究』
②T・ドレイファス/Ch・テイラー『新実在論』
はこんがらがりすぎた思想を解きほぐしたり、結び直したりするヒントになるので、フランス現代思想に疲れたら読んでみることをオススメします。
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くりねずみ

くりねずみ

哲学書を読むことがより善く生きるために必要なことかというと、必ずしもそうではない、と思います。トルストイはより善く生きるために芸術を捨てようとしましたし、アランはより善く生きるために戦場へ赴きました。

また、何が善いことなのかを理解するためにプラトンの善のイデアを持ち出す必要はありませんし、カントの定言命法を理解する必要もありません。

他の哲学についても同様です。プラトン曰く、「書かれた言葉は何かを語っているように見えるが、語りかけても返ってこない」。書かれた言葉は死んでいるのです。それを生きたものにするためには、人それぞれのタイミングがあります。

質問者様は哲学書を読んでも何も心に残らなかったとのことですが、今は読むべき時ではないということでしょう。その本は脇に置いてください。それはあなたのために書かれたものではありません。いつもそうですが、哲学は、問いに対して直接的な答えを与えてくれません。読む者が答えを見出すものです。いずれその書を読む適した瞬間が来るでしょう。

より善く生きるとは何なのか、という問いに対しては、月並みな答えで申し訳ありませんが、「人によって違う」と答えるしかできません。最初に挙げたトルストイとアランの例もそうですが、何をもって「より善い」というかは人によって異なります。ヘミングウェイはトルストイが好きでした。これは憶測ですが、彼はトルストイと同じ景色が見たくて北イタリアの戦場に赴きます。戦場の経験はトルストイにとってもヘミングウェイにとっても、その後の人生に良い影響を与えたと言っても良いと思いますが、それでも二人の戦争への参加の仕方は異なっています。

私の結論としては、「より善く生きるとは実践である」ということです。「より善く生きる」とはどういうことなのか常に考えること、それ自体が「より善く生きる」ということです。周囲の人々を思い、透徹した目でものを見つめ、自分の不幸や苦しみを軽視し、毎日毎日、周りの人たちのために何ができるのかを考える。そうすることで見えてくるものがあると思います。
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蘇我霊幻道師准尉

蘇我霊幻道師准尉

本を読むだけで生きづらさが無くなるなら健康法として推奨されている。大学の先生はどんな本を読めと言ったのか気になるよ。

「より善く生きる」がそもそも哲学的問題だから解き続ける為の解釈を増やして色々知っていくしか無い。良書や悪書もある。何もわからないなら古典から読み始めた方がいい。
哲学は答えられるとは思うよ。全ては「人間原理」だからね。
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伯爵

伯爵

本は「経験」をもたらします。
あなたが自ら体験に望まなくても、それを疑似体験することができます。
言葉の全くわからないピダハンの村を訪れることも、日銀総裁となって他国の財政を回復させることも、なんだったら多重人格者となって人を害することも、本を通じて体験することができます。
それは本当の体験には劣りますが、「体験しないこと」には確実に勝ります。
それが先人の教えである「本を読め」の理由の一つです。

哲学書は、物語とは違い、心に何かを残すための書籍ではないことが多く思えます。心に何かを残したいなら、ドラマティックな映画を観るなどすることが適しています。
哲学書は同じように例えると、サイエンスフィルムのようなものです。心ではなく思考で捉えるものです。

さて。
私はプログラムを学ぶ際、書籍を数点購入しました。全くの未知から読んだプログラムの指南書は非常に難解で、身近には無かった専門用語の羅列に、3ページも読むと目が泳ぎ、眠気に襲われました。
わからないなりに実践を繰り返してしばらく。久しぶりにその本を開いた時に驚きました。なんとまぁ、わかりやすく、詳細な解説本であるのかと驚きました。

たぶん哲学書を読んだあなたも、同じ作用があったのではないか?と空想します。下地ができてないところに情報だけ流し込んでも、弾かれるばかりで吸収には及ばないものです。
ましてや哲学書は、即効性を期待して読むものではありませんから。

思考を鍛えたいのであれば、哲学書よりSFなどから入ってみると楽しいですよ。SFは思考実験の塊ですから。
漫画だと、古典ですが「火の鳥」などオススメです。
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ナトル

ナトル

自分を主軸にした感情を大切にすることではないだろうか 心がボロボロになったり 言い方悪いけど 廃人化する状態とは 結局 周りが作る波に乗り切れずに振り回されてしまった結果だと思う

私も本は読んだ方がいいと思います ただ本 って言っても何十種類、何百種類とがあり、その1冊には何百から何千のページ数があり とてもじゃないの 頭がパンクしてしまいますよね

そういう時は YouTube で 翻訳 解説 系の動画を 読んで本を絞る方法があります それはとても効果的だと個人的に思います

私個人として おすすめなのは サムの本解説チャンネルとフェルミ 漫画 大学のおすすめです
試しに この2種類の動画を見て本を絞って 読んでみたらいかがでしょうか?
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Yan

Yan

難しいことは言えませんが、お天道様に見られて恥ずかしくない毎日を送ることを心掛けています。
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マルコ・アモレッティ

マルコ・アモレッティ

哲学書を何冊か読んだ
その程度でなにを理解できるというのか
それに類することを言うなら、俺は年に映画400本観る生活を4年やってたぞ
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明石

明石

善く生きることは後悔なく生きることと思ってます
選択とその責任を了解して、自由を謳歌することが出来ればよく生きたと言えると思います

具体的には「何をしたいか」「何になりたいか」をやりたいように選択することでしょうか
この選択肢を見つけることが、哲学の一つだと思います

ある事柄への思索の時間を消費することが、浪費になる恐れを理解しながらも、それを選択したのなら、その時間について「善く生きた」と評価できると思います
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