人はなぜ飽きるのか。飽きへの良い・悪い対処とは。

伯爵
脳は「刺激」が栄養です。平穏な時には刺激を求め、刺激を経ると疲弊し、疲弊すると休息を求めます。
脳が発達し続ける理由の一つです。
少し横にそれますが「歳をとると物覚えが悪くなる」という一般論は、実は正しくはありません。
歳をとると新しい刺激を得る機会が減ります。これまでの経験に類例を見つけて、その応用で対処しようと働きます。新鮮な刺激ではないので印象に薄く、結果「覚えようとしない」「他の類例に紛れて正確性が劣るようになる」。これが「物覚えが悪い」と、錯覚する構造です。
なぜ飽きるのか?
それは単純に「刺激が薄い」からです。
最近の研究では、人の集中力は50分が限界だと言われています。
50分を超えて似たようなことを繰り返すならば、新たな刺激が必要になります。その刺激が少なければ、50分を待たずして集中力が切れます。
これが「飽き」です。
飽きない工夫としては、
継続して同じ経験をに脳を浸すのは50分までにすること。
50分以内に全く別のことを開始すること。
50分につき20分以内の休憩を挟むこと。
です。
勉強の休憩にゲームを始めて、勉強は20分も続かなかったのに、ゲームは2時間やってた。
なんてことはよくある話です。
これはゲームが「新鮮な刺激を手を替え品を替え与え続ける」ことに長けているからです。
もし勉強を2時間継続して20分でゲームを切り上げたいのであれば、勉強の構造を見直して適度に新たな刺激を与えるようにしてください。古文15分やった次は数学を15分学ぶ。記憶の定着にもおすすめの方法です。
休憩時のゲームは、単純作業にしてください。ずっとレベルアップとか、ずっと同じステージをやるとか。アイテム買ってパワーアップとかしてはいけません。できる限り反復作業になるよう工夫してください。驚くほど簡単に飽きますから。

愛善院
翔也

マルコ・アモレッティ
全てに対してそうである可能性は低いから、新しいものにバンバン手をつけていくのが一つの解決策。そのうち当たる
もしくは視野を無理に広げようとせず、わかるものの範囲で比較検討していく。なお比較検討に飽きるならやっぱり手当たり次第にやるのがいい
悪い対処かどうかは、その人の状況や主義主張によるんじゃね
金と体力と時間、三種をどう揃えて、あるいは捨てて向き合うかだし

Yoo
割烹たなか
自分の思うがままに生きてみては?

