かなりストレートな質問ですね。哲学を出来るだけ簡単に表現するとすれば、人によってはどうでもいい事を深く深く考察する事。そして、答えが見つからなかったとしても良い学問ではないでしょうか。悪い言葉ですと屁理屈の反復。良い言葉ですと自己考察の深掘り。という様に簡単に哲学を語ろうとするとドンドンとワードが出てきて終わらなくなるのも日常ですけど。
個々によって定義が異なる概念。正解のない問に対し考え続け、定義付けをしていくうちにその人の中で形になっていくものだと思います。私の場合、哲学とは流動的なもので、定義付けしたものでも環境によって簡単に形が変わってしまいます。個体よりは液体に近いイメージです。
元々、古代ギリシャでソクラテス、プラトン、アリストテレスなんかがやっていた学問が「哲学」(Philosophia)と呼ばれていて、「問いを設定し、答える」という作業を通してこの世の「真理」を解き明かそうとする、そういう学問です。我々がやっている「哲学」もその系譜かと思いますので、たくさん問いを設定し、たくさん答えるのがよかろうかと思います。