やはりこの「外向性」と言う考え方も変わってきているのかと。昔の「外向性」はかなり行動の見え方を重視していたのに対し、現在は行動の背後にある動機・報酬感受性・社会的刺激への反応まで含めて考えるようになったことです。特に大きな変化は「外向性=人好き」ではなくなったこと。これは内向性の話ともつながります。現代の人格心理学では、外向性(Extraversion)はBig Fiveの主要な5因子の一つです。典型的には、社交性、活動性、積極性、活力、ポジティブ感情、報酬を求める傾向などが関連します。「人といるのが好き」だけで外向性を説明することはできません。さらに現在は「外向性の中身」まで研究されています。ここが心理学を勉強する上では面白いところです。現代の研究では、外向性をさらにAssertiveness(自己主張性・主導性)とEnthusiasm(社交的な熱情・活発さ)のような側面に分けて考える研究があります。すると、「人付き合いは好きだけど、人の前で主導権を取るのは苦手」という人も説明できます。逆に、「人付き合いそのものはそれほど好きではないが、仕事では強く自己主張する」という人もいます。ユングの「外向型(Extraversion)」と現代のBig Fiveの「外向性(Extraversion)」は、同じ言葉でも理論上は同一ではありません。ユングでは、心的エネルギーが外界・対象へ向かうという方向性が非常に重要でした。一方、現代のBig Fiveでは、社交性、活動性、積極性、ポジティブ感情、報酬への反応などを統計的にまとめた人格特性の次元として扱います。ですからユング → 心の向かう方向・心的態度アイゼンク → 生物学的基盤を含む外向性Big Five → 複数の行動・感情傾向から構成される人格特性という流れで整理すると、とても分かりやすいです。
やはりこの「外向性」と言う考え方も変わってきているのかと。昔の「外向性」はかなり行動の見え方を重視していたのに対し、現在は行動の背後にある動機・報酬感受性・社会的刺激への反応まで含めて考えるようになったことです。特に大きな変化は「外向性=人好き」ではなくなったこと。これは内向性の話ともつながります。現代の人格心理学では、外向性(Extraversion)はBig Fiveの主要な5因子の一つです。典型的には、社交性、活動性、積極性、活力、ポジティブ感情、報酬を求める傾向などが関連します。「人といるのが好き」だけで外向性を説明することはできません。さらに現在は「外向性の中身」まで研究されています。ここが心理学を勉強する上では面白いところです。現代の研究では、外向性をさらにAssertiveness(自己主張性・主導性)とEnthusiasm(社交的な熱情・活発さ)のような側面に分けて考える研究があります。すると、「人付き合いは好きだけど、人の前で主導権を取るのは苦手」という人も説明できます。逆に、「人付き合いそのものはそれほど好きではないが、仕事では強く自己主張する」という人もいます。ユングの「外向型(Extraversion)」と現代のBig Fiveの「外向性(Extraversion)」は、同じ言葉でも理論上は同一ではありません。ユングでは、心的エネルギーが外界・対象へ向かうという方向性が非常に重要でした。一方、現代のBig Fiveでは、社交性、活動性、積極性、ポジティブ感情、報酬への反応などを統計的にまとめた人格特性の次元として扱います。ですからユング → 心の向かう方向・心的態度アイゼンク → 生物学的基盤を含む外向性Big Five → 複数の行動・感情傾向から構成される人格特性という流れで整理すると、とても分かりやすいです。