占いでよく使われる心理術を教えてください。

シズ
心理術そのものに善悪があるというより、使う人の目的や使い方によって、良い方向にも悪い方向にも働きます。
例えば、良い使われ方としては、
落ち込んでいる人に希望や前向きな気持ちを持ってもらう。
自分自身を見つめ直すきっかけを与える。
「頑張ってみよう」という行動の後押しをする(自己成就予言が良い方向に働くこともあります)。
信頼関係(ラポール)を築き、相談しやすい雰囲気を作る。
一方で、悪い使われ方としては、
「あなたには悪いものがついている」などと不安をあおり、高額な商品や祈祷を勧める。
コールドリーディングで相手の信頼を得て、お金や個人情報を引き出す。
「私だけがあなたを救える」と依存関係を作る。
相手を心理的にコントロールする目的で利用する。
これは占いに限らず、心理学やコミュニケーション技術全般にも当てはまります。カウンセリングや福祉の現場でも、相手との信頼関係を築くための心理学は活用されていますが、その目的は本人の利益や自立を支えることです。
心理学は非常に役立つ学問ですが、「相手を操作するため」ではなく、「相手を理解し支援するため」に使うことが、専門職として大切な姿勢だと考えられています。

シズ
バーナム効果(フォアラー効果)
「あなたは人に気を遣いますが、一人になりたい時もあります」といった、誰にでも当てはまりそうな内容を「自分だけのことだ」と感じる心理です。占いで最もよく知られている効果です。
コールドリーディング
相手の服装や表情、話し方、年齢などを観察しながら、それらを手がかりに「当たっている」と思わせる話し方の技術です。超能力ではなく、観察力と会話術によるものです。
確証バイアス
人は「当たった部分」はよく覚え、「外れた部分」は忘れやすい傾向があります。そのため、「この占いは当たる」と感じやすくなります。
自己成就予言
「近いうちに良い出会いがあります」と言われると、自分から積極的に行動するようになり、結果として本当に出会いが増えることがあります。
ミラーリング・ラポール形成
占い師が相手の話し方や姿勢、テンポを自然に合わせることで、安心感や信頼感が生まれます。
ショットガンニング
「最近、家族のことで気になることはありませんか」「健康面で少し心配がありますね」など、幅広い可能性を次々と提示し、相手の反応から話を絞っていく方法です。
占い師がよく使う話し方の例
「あなたは優しい人ですが、理解されないと感じることがありますね。」
「最近、何か人生の転機がありましたか。」
「身近な人との関係で悩みを抱えているようですね。」
こうした表現は、多くの人に当てはまりやすく、相手が自分で意味づけをしていくことで「当たっている」と感じやすくなります。
レイ・ハイマン『Cold Reading: How to Convince Strangers That You Know All About Them』
Bertram R. Forer (1949). The Fallacy of Personal Validation: A Classroom Demonstration of Gullibility.
Richard Wiseman『Quirkology(邦訳『運のいい人、悪い人』)』
石井裕之『コールドリーディング』
要は言葉の用い方、使い方を巧みに使いこなす方法かとは思いますが。

心理
経験に過ぎないですが、述べたいと思います。
手相と姓名判断で歴は27年です。
前提として、占いはあくまでも統計学であり、予言では無い事を理解してもらう必要がある。あくまでも、主訴に対して提案がクロージングとして意味を持たないといけない。
私が重視しているのは、マイクロカウンセリングです。何故なら、主訴に対して「希望通りにいかないかもしれない事」が前提である為、占い中に相談者が叶えたい選択肢を増やす作業が大切。
要は、気付いてない、気付いているけど動けない感情の外在化がしていく必要になる。多岐に渡る心理術を多用するよりかは、占いは相談相手という自覚が大事です。
それが上手くいかない場合、『嘘つき‼』って言われる事は確実です。

