あります。脳の仕組みとしては大変自然な作用です。交際前の「得られるか得られないか」の関係は、実は1番脳内物質がたくさん出ます。これが交際後、徐々に低下していきます。興奮作用が交際前ほどではなくなり、「アバタもエクボ」フィルターがなくなっていきます。嫌なところが見えやすくなるんですね。これが大体、交際開始から3ヶ月目。今度は一年くらい経つと、関係になれてしまい、交際前の興奮は得がたくなります。実はお互いに「役割」が安定し、興奮作用のドーパミンより、安心作用のセロトニンの方が強く出る。でもこのセロトニン。分泌しても気付きにくいんですよね。「失って初めて分かる幸せ」みたいなのは、この物質の作用によるものです。なので「恋はずっとメロメロになるものだ」とか「ずっとメロメロしていたい」って人は、ころころパートナーを変えたりします。でもいわゆる、これら「倦怠期」って必要なものなんです。脳が、ずーっと興奮状態だと、日常生活がヤバいんです。脳はものすごく大食いで、興奮状態では凄いカロリーを消費します。すると生命維持がヤバい。こうした倦怠期は、関係の移行期でもあります。お互いの関係が「興奮するから」だけではなく、ちゃんとしたライフサイクルに組み込まれていくための、ステップとして存在していると考えられてます。恋人から、家族になる。赤の他人からかけがえのない存在になる。その課程として「興奮しなくなる」があるので、なんら異常ではありません。そこでお別れするか、次に進んでいくか?が課題になります。