童話「北風と太陽」北風が勝った理由は?

ぬらぺっちょ

なーど

サイベリアン

鷹

しんどう

ててて
集まったギャラリーの反応によって決まることになっていました。
旅人は、
風にも光にもよく似合う、可憐な装いの人物でした。
北風は、ほんの一瞬、
いたずらを思いついた子どものように風向きを変え、
太陽は、まっすぐに、誠実に、世界を照らしました。
北風がしたのは、ただひとつ。
視線がふと迷い込み、
思わず追いかけてしまうような、
小さな“余白”を残しただけ。
太陽は、旅人の上着を脱がせることに成功しました。
それは確かな出来事であり、
誰の目にも、はっきりと見える結果でした。
けれど――
その日の勝敗を決めたのは、
目に映るものではありませんでした。
見えなかったもの。
胸の奥に、そっと芽吹いた想像力。
それが、北風に一票を投じたのです。
その風は、北風と呼ばれていました。
けれど、人々の胸に残ったのは、
春の気配だったのだ。

きゅすけ

はる

お前の元彼だよ

まりも
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