あなたは芸術作品の意味を製作者によって説明されたいか否か
あなたは、芸術作品(音楽、絵画、彫刻、詩、イラスト、etc...)の意図しているものの説明を製作者自らによって受けたいですか?
それとも作品を通してその意図を推測し、自分との対話を深めたいですか?
理由もあると嬉しいです✨
こっとんばん

愛善院
自分で創った【完成させた】作品は、他者の目に触れるようになった時点で、すでに「自分」から切り離されて「自分ではないもの(自分とイコールではないもの)」として世界の片隅に存在してしまいます。
これに対して「それはどういう意図でおつくりになりましたの?」と解説を求めるのは「作品そのもの」と「作者」に対して敬意がない。
また、作者のがわも「すでに自分ではなくなった」作品を、これはこういう意図で〜、と解釈しはじめるのは「作品」そのものがもつ伝える力に対するリスペクトがない。つまり、自分の創ったものであるのに信頼していない。平たく言えば、ダサい。
鑑賞する人にも、作者にも、別々の「内なる世界」がある。そして、「作品」となっているものは、すでに「外なる世界」に属している。
このとき「自分ではないもの」として、そこに「私にとってどのような価値があるか」という批判を置くことのほうが、「表現の意図、どういう意味がある、何を表現したかったものか」の解釈解説をするよりも、遥かに価値がある。
そこにある作品は「他(自分ではないもの)」として、「自己」に何をもたらしているのか。それを詳らかに感じとり、言語化していくことが「鑑賞」と言えるのです。

シンジ
その方が楽しい。
ソマチッド

はい
説明を求められたら、作者に「”私が”あなたのことを理解したいんだから言葉にしてよ!」つまり言外に「修正してね」と言っているように感じてしまう。
すでに絵で表現しているのだから、作者が更に文字で伝えたいことがない限りはこれ以上できることはない。作者が無理やり捻り出して言葉にしたらまた作者自身も伝えたいことと異なってしまうと思う。
芸術はいろんな見方ができるからこそ鑑賞するのに楽しいのではないかな。

くち
「作者の意図を説明してほしいか」
芸人にネタの何処が面白かったのかを説明させるみたいな鬼のような事でなければ基本は聞きたいかなぁ
作者が、亡くなってる作品とかの説明を見るのは割と好き。
げるん
Hurt

しき
受け取り方は強制しないで欲しい
としゆき
芸術の領野にない人間にとっては自力で考えるのには限界があるだろうから、芸術哲学の本や批評家一般の書籍だけでなく、作者自身の言葉が記された考えや解説(説明)というものを参考にしておきたいです。
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