
となりの
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読書

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長い休み明けの一日、頭はまだ休暇の続きを夢見て重たい。
背伸びをすると、冷たい空気が肺にしみて目が覚めるようだ。
それでも、ポケットの中でスマホが震える。
「おつかれ」──友達からの短いメッセージに、少しだけ肩の力が抜けた。
冬の夜はまだ続くけれど、今日を終えた自分を少しだけ褒めてやりたい。

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ソファにはたたんでいない毛布、テーブルには読みかけの漫画と、減ったみかんの山。
「明日はちゃんと片付けて、早く寝よう」なんて、守るか分からない約束を自分と交わす。
キッチンの電気をつける前の薄暗さも、あと一日だけの特別席に思えて、少しだけ心がほどけた。

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買い物袋を下げた手がかじかみ、ふと空を見上げる。
一年を包んだ雲の向こうに、見えない星がきっとある。
あと数日で今年が終わると思うと、不思議と胸が温かい。
何か大きなことをしたわけじゃないのに、
無事にここに立っているだけで、少し報われた気がした。

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日からの長い休みとお正月が、静かに待っている。

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今日が終わればクリスマスだというのに、職場からの帰り道はやけに静かだ。
コンビニのドアの音だけが耳に残り、温めた缶コーヒーの熱が手のひらにしみる。
誰かに「おつかれ」と言われたい気持ちを胸の奥にしまいながら、
夜風を吸い込んで、少しだけ笑ってみた。

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時計の針は定時を少し過ぎ、デスクの上の湯気も冷めかけている。
外では年末特有の冷たい風と、交差点の信号待ちの足踏み。
胸の奥に小さな解放感と、まだ片付かない仕事への後ろめたさ。
でも、今夜だけは「おつかれ」と言い合える誰かの顔を思い浮かべて、
パソコンの電源を静かに落とした。

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