
しの🥝
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しの🥝
求)星間ターミナル 星環リンク 月翼リンク
譲)同等のフレーム
物々交換可能な方いましたらコメントかDMください🙏
本垢➡️@きみ




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「ねぇ…庭は何を伝えたいの?
私に何を“返せ”って言ってるの?」
花は一斉に光を帯び、
地面に淡い模様が浮かび上がった。
その模様は――
双子が幼い頃に描いた落書きの円と同じ形だった。
澄依は固まる。
「これ……私たちがまだ3歳のときに作った“ふたりだけのしるし”……」
庭は囁く。
『はじまりを かえせ』

しの🥝
彼がそっと見つめるたび、花彩のまわりには“見えないはずの花”が咲く。
透羽にはそれが色鮮やかに視えているらしい。
けれどその日、透羽の様子がいつもと違った。
「透羽、大丈夫……? なんか顔、白いよ」
少年はぎこちなく笑みを作った。
「大丈夫、ちょっと……咲きすぎただけ」
咲きすぎ?
花彩が問い直すより早く、透羽の右目に淡い光が走った。
次の瞬間——
彼の視界に“花が魅せる幻の世界”が暴発するように広がった。
色、光、声。
誰かの涙。
誰かの嘘。
誰かが捨てた願い。
すべての“花の記憶”が一度に押し寄せ、透羽は膝をつく。
「透羽!!」
花彩が駆け寄ると、透羽は震えながら言った。
「……花眼は、本当は見ちゃいけないものも見えるんだ。
花が隠そうとした痛みとか、過去の嘘とか……
見続けると、目が“咲き崩れる”」
花彩は息を呑む。
「咲き崩れるって……」
透羽は花彩の手首を軽く掴んだ。
その瞳からは花弁の光がゆらゆらとこぼれている。
「もし完全に崩れたら、
僕は“花が魅せる世界”の中に呑まれて——戻れなくなる」
まるで“花の幻の住人”に変わってしまうような言葉だった。
なのに花彩は、怖がるよりも先に声を震わせていた。
「そんなの……そんなのダメだよ。
透羽をひとりでそんな場所に置いていくなんて」
透羽はふっと目を細める。
「変な子だね、花彩。
自分の記憶だってなくしてるのに、人のことばっかり」
その時だった。
風もないのに、花彩の背後に淡い金色の花が咲いた。
透羽が目を見開く。
「……この色……“誓い”の色だ。
誰かを繋ぎ止めようとした、強い誓い……
君、やっぱり——」
透羽が何かを言いかけた瞬間。
庭の奥から、鈴の音のような声が響いた。
——花彩、戻ってきて。
——あなたは“庭の外”の子でしょう?
花彩のまわりに、金色の花が一斉に咲いた。
透羽だけが、その“正体不明な声”の持ち主の姿を見ていた。
その姿は……誰より花彩に似ていた。
